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覚えていた「ハードルは低くしておくものよ」

1990年代後半に大活躍していて、私が今でも大好きなバンドがJUDY AND MARYです。
バンドの解散直前の2000年にリリースされた「motto」という楽曲の歌詞の一節。

ハードルは 低くしておくものよ 覚えててネー

JUDY AND MARY「motto」 作詞:Tack and Yukky


当時中学生だった私はJUDY AND MARYのどの楽曲も大好きでしたが、mottoの歌詞のこの一節だけはなかなか共感できませんでした。


なんせ、「モテたい」「目立ちたい」の思春期真っ只中。

「ハードルはとことん高くして、華麗に飛び越えるからかっこいいんじゃないの」
とか一丁前に思いながら、実際は体育の授業でも高いハードルを飛び越えるような運動神経もなく、地味に過ごした「モテたい」妄想の中学生時代の私。


その後も「ハードルは高く設定するべき」思考は続いていき、目標は高ければ高いほど良いと意気込んでは、達成できずに落ち込んで行動が止まり、自己否定を味わっては生きづらさを感じてきました。


そして、JUDY AND MARYが「ハードルは 低くしておくものよ 覚えててネー」と歌った日から24年が経った今、私にはようやくハードルは低くして、大それた挑戦ではなくローリターンな行動実験をすることを良しとする考え方が身についてきました。

それは、noteを通じて出逢ったいろんな方の考え方に触れたことや、ビジネスコミュニティに入ってみて気付いたことです。

挑戦ではなく行動すること。

成功を目指すのではなく、小さくても何かやってみること。

ハードルは低くしていい。

失敗してもいい。

成功の反対は失敗ではなく「何も行動しない」ことだから。


行動した自分を褒める。そんな簡単なことから行動継続を育む習慣化にすることが大事。


mottoの、「ハードルは 低くしておくものよ」
の前には、このような一節があります。

僕は言いました「生きる事に酷く疲れました。」
ハードルは 低くしておくものよ 覚えててネー

JUDY AND MARY「motto」 作詞:Tack and Yukky

生きる事に疲れたなら、ハードルはうんと低くしてもいい。

今でも覚えていました。

おかげで今は疲れることなく生き生きと生きることができています。

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