見出し画像

舞台は本屋さん。本が繋ぐご縁。映画『本を綴る』

『本を綴る』という映画を観に行きました。

全国の素敵な本屋さんが舞台となって、本が繋ぐ人と人とのご縁を感じられるロードムービーです。

矢柴俊博さんが演じる主人公の一ノ関哲弘が訪れた各地の書店や、そこに置いてある本から繋がりが生まれ、さまざまな人と出逢います。

それぞれの人が抱える背景と、哲弘の過去と現在と未来が絡み合いながら、物語は進んでいきます。

個人的には、エンクミちゃん(遠藤久美子さん)が出演していることが嬉しかったなぁ。

中学生くらいの時期に「人気者でいこう!」というバラエティ番組をよく見ていて、そこでエンクミちゃんを知りました。

昔のエンクミちゃんの元気いっぱいなキャラと、この作品での役の雰囲気は大きく違いますが。


『本を綴る』は全国各地で順番に上映されています。

関東圏では上映が終了しているようですが、今後は関西圏での上映予定があります。

現在上映されているのは、香川県のホールソレイユという映画館です。
こちらの映画館は作品にも登場する本屋「ルヌガンガ」のすぐ近くにあります。

「ルヌガンガ」は私も足を運んだことがありますが、とてもおしゃれな雰囲気のお店で、まさに映画のロケ地に相応しい本屋さんです。


舞台にもなった香川県にある「ホールソレイユ」で上映


他にも登場する本屋さんがどれも素敵で、行ってみたくなります。

本が大好きな店主が経営する秘密基地のような森の中の本屋、下校する子どもたちが集まる本屋、バーカウンターでお酒を飲みながら本と人が出逢う本屋など。


いま書店は減少の一途をたどっていますが、本屋さんの存在意義についても考えさせられます。

本のネット販売や電子書籍の普及などが書店減少の背景にありますが、工夫を凝らしたおしゃれで素敵な本屋さんはむしろ少しずつ増えている気がしています。

私はそんな本屋さんに訪れることが大好き。そして、そこで出逢う人も、間違いなく良縁になります。

私がつねづね感じていることですが、本から繋がるご縁って本当に素敵なものになるんですよね。


ちなみに私がこの映画のことを知ることができたのは、タイムラインに流れてきた記事を見たことがきっかけでした。

noteから繋がるご縁も素晴らしいですね。
瑞希さん、素敵な記事をありがとうございます。



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集