見出し画像

子供塗りと大人塗り

本日の模活終了。ヘイズル改の筆塗り部分塗装が終わり、後は全体カラーのホワイト寄りのグレー、ボディのブルーのみになりました。
ここから先ははみ出して塗ると修正が面倒なので、集中して塗らなければなりません。今日はこの根気が尽きた感じなので、次回にしました。

筆塗りをしていて気付いたことがあります。私の場合、筆塗りの仕方が大きく分けて2パターンあるな、と。

・子供塗り

・大人塗り

最近制作したエアフィックスのヘンシェル
トップコートをスプレーしたら完成予定
パイロットも塗りました

例えば、こちらの戦闘機。塗りが雑です。とにかく早く塗ることを心掛けました。瓶生(希釈せず)で2〜3回の重ね塗りです。
パイロットの塗りもサッと塗っただけで、目や眉毛を塗っていません。塗り分けをしていないのは、人物が小さすぎるからで、このキットにそこまでの細かい作業は必要ないだろう、むしろ無い方がザックリとした仕上げで違和感がないだろう、と。
気持ちとしては、子供が無邪気にプラモデルを作る感じで、細かいことを気にせず、素早く塗っています。

先月作ったマクロスのヌージャデルガー
BANDAIのキット(元はイマイだったはず)
お顔が出ています
後ろ姿

例えば、ヌージャデルガーは、塗料を混ぜ合わせ、水で薄めてから、4回以上重ね塗りをしています。
元々、ヌージャデルガーのキットは、マシーネンクリーガーっぽいな、と思って、お手頃価格だったので購入しました。塗り方をマシーネンクリーガーだったらどう塗るか、工夫して塗っています。
こちらのキットのパイロットも、目や眉毛は塗っていません。塗らない方が戦場クールかな、と思ったからです。

大人塗りというのは、ヌージャデルガーの塗り方で、パレットを使って、塗料を水で希釈し、幾つかの色を混ぜて塗る手法です。一筆毎に色の混ざり具合を少し変化させて塗ることで、微妙な色のムラが生まれ、筆のムラとの相乗効果を狙っています。
幾度も薄く重ね塗りを行うことで、物の深みを出す狙いもあります。

子供塗りは、希釈せず、瓶にそのまま筆を突っ込んで、厚塗りをします。2〜3回の重ね塗りで止めておかないと、厚塗りになりすぎて、模型がモッコリし過ぎます。
私はアクリジョン筆塗り専用塗料のみを使っているので、ヨーグルトのような粘度なのです。ちょっとしたパテ代わりに、小さな穴を埋めることも出来ます。

子供塗りは楽チン仕上げで、子供のおもちゃのような感じが出るのではないか、と思われます。子供騙しのチープおもちゃ的な。
大人塗りは手間を掛けることで、細かなディテールを色彩で表現出来ます。特にウェザリング(風化や汚れなど)表現に向いていそうです。

チープかウェザリングか。

お手軽か気合いを入れて作るか。

その時の私のテンションと、キットに合いそうなのはどのような塗り方か、考えつつ、大人塗りばかりでは疲れてしまうし、子供塗りばかりでは味気ないので、使い分けながらプラモデル制作をしております。

※子供塗り、大人塗りと言う名称は、私が勝手に名付けただけの私的言語です。

いいなと思ったら応援しよう!