プラモデル歴1年ちょっとの私の模型作りの環境とツール
プラモデルを作り始めて、1年と少し。今年も終わりが見えてきて、2023年、私の模型作りの環境とツールに関して、振り返りたいと思います。
プラスチックのカスなどが床に落ちることもあるので、フローリングの床が良くて、ここで作業をしています。ザッツ・コンパクト。机の下には、塗料とツールを置いています。
主に使用しているニッパーは2本。ハセガワの片刃ニッパーと、ミネシマのニッパーです。クリアパーツを切り取る際は、ミネシマのニッパーを使っています(今のところ、まだ刃は欠けていません)。
右上から、ガラスヤスリ、ピンセット2本、デザインカッター2本、クリップ、爪楊枝。
ニッパーは爪切りで十分だという意見もありますが、精密(先細)ニッパーの方が、パーツをキレイに切り取れます。
正直、メインで使っているハセガワの高級な片刃ニッパーではなく、3000円以下のミネシマのニッパーで十分なのですが、高級片刃ニッパーの方が跡がなく切れます。これは、若干の違いです。
若干の違いだけど、切っている感触が心地よく、テンションが上がるので、ハセガワのニッパーを買って良かったです(アルティメットニッパーより少し高い)。
ハセガワの高級片刃ニッパーは、刃が垂直です。ここがアルティメットニッパーとの1番の違いであり、私がこのニッパーを選んだ理由です。刃が垂直なので、パーツに刃を当てる際、よりピタッとパーツ面に刃を当てられて、ゲート跡を少なくすることが出来る気がします。どちらにしても、ヤスリ掛けをすれば、ほとんど関係ないことなのですが、素組をする場合、ヤスリ掛けをしてパーツの表面を傷付けたくないので、重宝します。
ツールは模型屋or100円ショップ。100円ショップは近所にあって、お安いので、模型制作に活用しております。
クリップは接着後の固定用。特に飛行機の翼を接着した後に、クリップで固定して、パーツ間の隙間を出来るだけなくします。私、けっこう飛行機のキットを作っていますので、クリップが必要です。
爪楊枝は、クラフトボンドor瞬間接着剤を少し付けたい時に使用します。後は、フィギュアや恐竜の目を塗装する際も、爪楊枝を使っています。1/35スケールの兵士の目なんて、小さすぎて、私の持っている面相筆では塗れません(極面相筆なら描けるかしら?)。爪楊枝でちょこんと塗料を目に置く感じで塗ります。キットのサイズが小さいので、私的に何となく塗れていれば良いのです。
ヤスリはカスが付くので、Seriaで購入したコンテナの中に入れています。カスを払うのに、化粧品のブラシを使用。紙ヤスリはゴッドハンドの布ヤスリと、タミヤの仕上げセット。100円ショップの紙ヤスリは、塗料が剥げやすかったので、私は模型メーカーの紙ヤスリを使うようにしています。
BANDAIのミニスティックヤスリが、最近のお気に入り。ガラスヤスリ、金属ヤスリよりも、ミニスティックヤスリの方が、私的に使いやすいです。
作業机を明るく照らしたいので、近所の家電屋で卓上スタンドランプを購入。電池式。
接着剤は、クレオスを使っています。メインは流し込み接着剤。角瓶の方が倒れにくいかな、と思って、タミヤセメントよりもクレオスのセメントの方が、少し安く、供給が安定しているので、クレオスを使っています(タミヤのツールは欠品が多い)。
小さなパーツは無くしやすいので、ザルに入れています。
机の下には、ツールボックス、綿棒、目薬、塗装ベース、ティッシュ、メガネ型拡大ルーペ、などを置いています。綿棒はプラモデル作りでよく使うので常備。スパイラル綿棒は、耳掃除用です。
塗料を入れているツールボックスには、マークセッター、マスキングテープも入れています。
塗料はアクリジョン筆塗り専用だけを使って、筆塗りをしています。だいたい、塗料瓶に筆先を入れて、そのまま塗っています。
写真右端はペイントリターダーで、ウォーターパレットを使う際、すぐに塗料が乾燥をしないように、スポイドで垂らしています。塗料瓶の中にも2〜3滴、ペイントリターダーを垂らしてあります。こうすることで、瓶の中で塗料が固まるのを防いでいます。
塗料は、買い集めるとキリがないので、アクリジョン筆塗り専用塗料だけを使っています。
メリットは悩まなくて済むことで、デメリットは黄色がないことです。アクリジョンは水性なので水で溶かせるし、筆を水洗い出来て、楽チンです。アクリジョン筆塗り塗料は、プラモデル用というよりは、クラフト用という感じで、粘度が高く、パステル調で、つや消しです。かなり独特の塗料で、塗るとプラスティックや金属というよりは、木製の感じに近くなります。
私がこの塗料を使っているのは、新発売のシリーズだったのと、多分、それほど色数を出さないだろうな、と予想したからで、アクリジョン自体が新素材の塗料で、さらに扱いが手軽とネットで調べました。
アクリジョン、新しい塗料で、従来の水性アクリル塗料と使い勝手が異なるらしく、使う人がさほど多くないだろう、さらに、塗料瓶を増やしたくないので、使う人が限られそうな筆塗り専用塗料にしました。これは、考えてというより、直感で決めて、後付けで理由を書いているのに近いのですが、アクリジョン筆塗り専用は他のモデラーとあまり被らないので、個性を出すのにちょうどいい、面白い塗料だと感じています。
ツールボックスを2つ使っていて、もう1つには、あまり使わない工具を入れています。写真左から、ピンバイス、クリップの予備、ニッパー3本、ペンチ、デカールを切るのに使う鋏、ヤスリ各種、ピンセット、カッターナイフ、クラフトボンド、瞬間接着剤。
だいたい、元モデラーの父からのお下がりで、年季が入ったツールが多いです。ニッパーは刃が大きいので、ゲート跡が残りやすく、ヤスリは強力なので余計に削りやすいので、自分で買い揃えました。
パーツを切り取り、ヤスリを掛ける時に、プラスティックのカスが出るので、プラモデルの箱の上で作業をしています。こうすることで、掃除の手間を省いています。
私は筆塗り派で、メインの筆に、ハセガワの熊野筆を使っています。細かいところは、タミヤの面相筆。
最初はタミヤの筆のセットを購入したのですが、ハセガワの熊野筆を購入、使ってみたところ、描き心地がぜんぜん違っていて、流石の高級筆、ハセガワの熊野筆が気に入りました。
写真右端の竹製の面相筆は、職場で割れかけのジャンク品を捨てるというので、頂いてきました。瞬間接着剤でくっつけましたが、やはり割れかけています。
タミヤの白い面相筆は、筆とニッパーは高級な方が使い心地がいい、と分かったので、購入。私は、人工の毛よりも、天然の毛の方が好みのようで、白い面相筆は人工の毛なので、少ししっくりこない感じもしていますが、今のところは問題はありません。小さな兵士などを塗るのに、極面相筆があるといいかも、と考えて始めているので、その時は、天然の毛の極面相筆にしたいです。
追記。調べてみたら、タミヤの白い面相筆の毛はコリンスキーでした。少ししっくり来ないのは、フィギュアの目が塗りにくいからで、今、タミヤの白い極面相筆を購入検討しています。多分、このタミヤの筆のシリーズが、現状でベストに近いチョイスなのだと思っています。
私は、プラモデルの仕上げに、クレオスのプレミアムトップコートつや消しを塗布します。ベランダにダンボールの空箱を置いて、この箱の中でスプレーを吹きます。
トップコートを吹いたら、すのこの上に置くか、ゴミ袋の中に入れて、乾燥させます。埃が付かないように、タッパー、穴を空けたチラシで蓋をしています。
プレミアムトップコートは、割と減りが早いので、何本か買い置きしています。
後、塩ビの小さな恐竜たちを持っているので、筆塗り塗装をしようと考えて、プライマー・サーフェイサーを購入したのですが、未だに使っていません。気が向いたら、ポリ塩化ビニル製のフィギュアも塗装したいです。
プラモデル歴1年ちょっとの私の模型作りの環境とツールでした。
ツールも積みプラも、あまりこれ以上増やしたくない(際限がない)ので、基本的には、これらをキープしつつ、気が付いたら改善していくと思います。
この記事を書いていて、極面相筆は買ってもいいかな、と気付いたので、いい筆に出会えたら購入するでしょう。
写真で載せていませんが、押入れの中に、プラモデルの空箱たち、塗料や拡大ルーペの予備(拡張ルーペはお買い得だったので、3本買ったのです)などをしまっています。