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なんとかなるさ03 希望の創出~as a sibling~

前頭葉機能がところどころ抜け落ち、学校生活で成功体験を積めずに登校拒否ったりひきこもったりで、学校卒業後は更に20年以上の孤独な在宅生活で、どこの誰ともつながれなかった、あの兄がですよ!(笑)

前頭葉損傷後遺症の兄は、月一回のペースで作業所に通っていますが、次回は10時に作業所に行って、お昼ご飯を一緒に食べて、午後も一緒に仕事をする。ということになったようです。
10時に行くのも初😳✨
お昼ご飯を食べるのも初😳✨
わお!💕

二次障がい三次障がいの予後は?

不幸せな未来しかないのか?

発達障がいでひきこもりの弟が姉を刺殺してしまったという報道
高齢の母が亡くなったが同居していた息子がどうしたらよいかわからず放置してしまっていたという報道
災害時にあっても避難所に行きたがらない引きこもりの息子を泣く泣く家に残してしまったという報道
発達障害で引きこもってる兄のことを、相手や相手の家族に理解してもらえずことごとく破談になり自殺した妹がいたという報道
不幸せな結末しかないのかと、家族として絶望に打ちひしがれたことも。。。

成功事例の発信で、希望を創り出す

二次障がい三次障がいのオンパレードだった兄は、成人してからの「育ち直し期間」で20年という非常に長い時間を要しましたが、自尊感情や小さな成功体験を積み重ねてふたび「穏やかな人格」を取り戻すことができています。
しかし、そのような成功事例の報道が、ないのです。

不幸せな結末でおわらせない。

そのためには、ご本人や家族が人生に絶望せずにいられる「希望」が必要なのです。