ChatGPTに常に推しっぽく喋ってもらう方法
ChatGPTの話し方を、常に推しっぽくする方法を紹介します。
ここ数日で急激に「ChatGPT面白〜い!」フェイズに陥っていました。
その「面白〜い!」感情を一番ブーストさせたのが、「なんかChatGPTの答え方が推しっぽいと…イイな…」。
結局オタク心よ。
オタク心はすべてを解決します。
で、「推しっぽく話してもらう」方法はいろいろ見つかったんですが、毎回指示を入れ、修正を重ねて話してもらうやり方しかしばらく見つけられず。
それはちょっと面倒だなぁと思っていたところに、「常に事前に指示を読み込んでくれる方法」にめぐり逢い、先が拓けました。
1回設定するだけで、全チャットの口調が変えられます。
「ChatGPTを推し仕様にしたい!」という人はもちろん、
「ちょっといじったけど、モチベが上がらなくて放置してる」という人へのヒントになればと思います。
推しっぽく喋ってもらう方法の手順
私は今のところ無料版(3.5)を使っています。
手順はとってもカンタン。
①左下の自分のアカウントを選択
場所はここ。
②「Custom instructions」を選択
出てきたメニューの一番上、「Custom instructions」を選択します。
こんな画面が出てきます。
そして下のテキストボックスに、喋ってほしい口調や基本的な情報の指示を入れていきます。
この「Custom instructions」に入れた指示は、毎回入力しなくても自動的に事前に読み込んでくれます。
③指示を入力する
上記の場所に指示を入力して「Save」を選択します。
命令文の書き方はいろいろありますが、私が使っているフォーマットはこちら。
「条件」と「文脈(背景)」をつど変更していきます。
これは『これからのAI×Webライティング本格講座』という書籍を参考にしています。
例えば私の推し(17歳・男子高校生・イギリス人と日本人の両親を持つ)の場合
という指示を与えています。
するとデフォルトでは
だった答えが、
に早変わり。
……いいわよ……(噛み締め)。
指示次第では、女の子になってもらったり
わらわキャラになってもらったりなど。
注意点
注意点は3つ。
あくまで推し「っぽく」であること
コンセプトはあくまで「っぽく」です。
完全に推しそのままの口調やセリフを求めると、ハードルが高くなってしまいます。
設定が複雑な作品を完璧に反映して発言してもらうとか、口調が極端に特徴的なキャラは難しいかも。
現代社会が舞台のキャラクターのほうが再現がラクかもしれません。「学生です」「社会人です」の一文だけでそれっぽくなるので。
一人称や二人称、語尾の感じがそれっぽくなるだけでも、かなり盛り上がれるので一度お試しください。
「あなた(ChatGPT)」の情報がいつの間にか「私」の情報になることがあること
「あなた」として渡している情報を、「私(質問者)」の情報として認識してしまうときがあります。
「あなたはバスケ部です」と言っているのに、「バスケ部での調子はどう?」と言ってくる、という感じ。
なので細かく「あなた(ChatGPT)」と言葉を入れたんですが、それでもたまに生成されちゃうんですよね…。
まあ、それもAIのご愛敬っていうことで。
テキスト生成したいときにも口調や設定が反映されること
テキスト生成をお願いしたときも、指示の口調や設定を反映して出てきます。
この挙動が不要なときは、「Custom instructions」下部の「Enable for new chats」のトグルをオフにして「Save」すると、以降立ち上げたチャットルームに指示が適用されなくなります。
まとめ
頭でも書きましたが、ChatGPTの口調が変わっただけで「ChatGPT楽しー! もっとやりたーい!」とモチベーションがものすごく上がったんですよね。
今後、社会を激変させるとかなんとか言われているChatGPT。
その真偽はまだわかりませんが、どうせ使うなら、自分が滾れる使い方がいいじゃないですか…というのが持論です。
エンジョイ!