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【体験談】1歳保育園入園の壁!~初めての入園の際に注意したいこと3つ~

はじめに

保育園の入園は、育休をとってから復帰する際に申し込むママが多いため1歳での保育園入園をするケースが多いです。
1年育休がとれることで、ママも子どもとの時間や職場復帰への準備がしやすい反面注意しておきたいこともあります。
私自身、1歳での入園と0歳での保育園入園を経験しそれぞれの年齢での注意点が違うことを体感しました。今回はそのなかで、1歳児入園の際に注意しておきたいことを3つご紹介します。

〈このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です〉


1)離乳食を進め、アレルギー食品を確認

基本的に、保育園ではコップでお茶などを飲みスプーン・フォークを使った食事が前提になります。ですので、保育園入園までにコップ飲みの練習やスプーン・フォークにも慣れておくことが必要です。
1歳児ではすぐにスプーンなどが使用できるわけではなく、手づかみ食べなどもするでしょうが保育園によってはスプーンなどの使用を指導してくれる園もあります。

また1歳児クラスだと離乳食が完了している子どもが多く、基本的にミルクも離乳している前提です。そのため、ミルクではなく食事が食べられなければそもそも保育園でのお預かりができないケースもあるので食事をしっかり食べられるように進めておく必要があるでしょう。

保育園入園後は1~2週間ほど慣らし保育をして、少しずつ保育園に慣れさせていく場合が多いのですが、子どもによっては、慣らし保育中に食事が食べられない・保育園での水分摂取が足りておらず脱水のリスクなども考えられる状態になってしまうと、慣らし保育が中断されることも。
ですので、食事はしっかり食べられるように進めておく必要があります。
自宅でのオリジナルではなく、一般的な食事メニューを食べられるように進めておきましょう。

イメージ図:アレルギー症状時、このように蕁麻疹が全身に現れる場合も多いです。

そして、大事なことは保育園で提供される食事の食物アレルギーについてあらかじめ確認をしておく必要があります。
食品のアレルギーはそのほとんどがアナフィラキシーと呼ばれる重篤な症状が多いです。
症状としては、かゆみ・赤み・蕁麻疹などの皮膚症状や気管の粘膜がむくんで狭くなることで呼吸困難などの症状が現れ子どもの場合には生命にも関わります。この症状は食物摂取後、数分から30分以内に発症するケースが多いです。
このような症状が現れた場合にはすぐに病院受診が必要となります。
保育園入園前には、献立や食品表などが渡されるのであらかじめその表を確認し、出される食品に食物アレルギーがあるかどうかを自宅で食べさせて確認をしておきましょう。



2)お昼寝布団・着替えを多めに準備しておく

保育園ではお昼寝をします。お昼寝用の布団カバーや掛けものは基本的に子どもが持参するかたちがほとんどです。
ただ、1歳という年齢から食事をこぼしたりお茶をこぼしたりすることは日常茶飯事。おむつも漏れたり、外遊びで服を全部汚してしまうことも多いです。
そのため、保育園用の着替えなどを多めに準備しておくことが必要になります。

また、保育園用服の注意点としてはフードがない・ボタンがない・スカーㇳやキュロットではないズボン、ワンピース不可、というところが多いです。
そのため、普段可愛いと思って購入したワンピースなどの女の子らしい服装は基本的にできないと思っていた方がよいでしょう。
なかにはスカートも可という保育園もあると思いますが、この時期の子どもはよく転ぶので膝などのけが防止のためにもズボンにしておくと安心です。
フードは遊具などに引っかかったり、友達同士で引っ張って危ないこともあるので着させない方が得策です。
ボタンは誤飲の可能性があるので、この時期の子どもには保育園の際にはやめておきましょう。


3)子どもの体調管理ができる環境を整える


保育園では、たくさんの子どもが共同生活を過ごします。
そのため、保育園で生活するなかで風邪や感染症などが流行りわが子ももれなく感染するケースも多いです。
胃腸炎・RSウィルス・手足口病・突発性発疹など、1歳~2歳までのあいだはまだ免疫もない子どもが多いためこれらの感染症に罹ることが多いです。
集団生活をするので、完全に予防することは難しいですが日頃から注意し
しておくことが大切です。

・手洗いうがいをする
・予防接種を進めておく
・十分な休息をとる
・吸引機や吸入器が必要な場合には自宅に準備し対応できるようにしておく
・熱性けいれんなどの既往があれば保育園で座薬などの対処ができるよう
 保育園に相談しておく
・かかりつけ医をつくり、必要な場合にはすぐに受診できる環境を整える

兄弟がいる場合には、上のお子さんから感染するケースもあるので体調によって上のお子さんとの接触を避けることもポイントのひとつです。


おわりに

保育園入園という環境は、子ども自身に大きなストレスがかかります。
ですので、あらかじめ準備できる食事や体調に関しては整えて準備しておくことがおすすめです。
食事に関しては、あらかじめ渡された献立表の内容を自宅で事前に食べさせておくと保育園でも食べてくれることが多いのでおすすめですよ。
新しい環境に親子で大変な時期ではありますが、頑張って乗り越えていきましょう。


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