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本を作っています!
こんにちは、遠山です。
いつものたべもののはなしと少し毛色が変わりますが…
今回はおしらせです!
実はここ半年ほど、このnoteを元に本を作っていました!
と言っても、いわゆる「書籍化」的なものではなく、大好きな制作仲間であるイラストレーター/フォトグラファーの山口菜月さん(以下なっつん)と、文筆家の珠子さん(以下珠子)と一緒にZINEを作っているのであります。
書影こちらなのですが…めちゃくちゃ素敵じゃないですか?
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この素敵すぎる書影もなっつんが作ってくれたもので、打ち合わせがてら我が家で開催したホームパーティにて撮ってくれた写真なのです。
嬉しい…うちのごはんが、キラキラしてる…!
なっつんの手がけるビジュアルを垣間見るたび、彼女に見えている世界は、彼女が見ようとしているものたちは、 どんなに綺麗なんだろうといつもドキドキします。良い意味で、全く想像ができない。だから私は彼女のデザインがとても好きです。
山口菜月さんinstagram
珠子さんの文章
こちらのふたりは、以前モーツァルトの愛人と妻をテーマにしたコンサートである『ふたりの女-愛されたモーツァルト-』を共作した仲間でもあるのです。が、そもそもそれ以前に学生時代より折に触れては会って飲んで食べて喋ってきたという意味でも大切なお友達だったりします。
(ふたりの女制作日記はこちらから、よろしければぜひご覧ください)
ZINEの内容は、主にこちらのnoteからの抜粋を「今」の気分や筆の流れでちょっと再考したものたちとなります。なにせ2018年から書き始めたものなので、同じ人間が書いていてもその時々でいろんな揺らぎがあるなぁ…と、少し不思議な気持ちで見つめながら作ってきました。
そこに加えて、書き下ろしを2本+前書き後書きが入っています。前/後書きなんて初めて書いた…!ときめいてしまいました。
そして結構勢いで書いてしまっていることもあり、やや日本語的な乱れも多々見られる媒体となっておりますが(いつも暖かく読んでくださり本当にありがとうございます…)、そういったものたちを珠子が厳しく優しく校正してくれています。
寄り添いがすごいの、珠子…彼女は「これはきっと残したい言い回しだろうな」「正しくはないかもしれないけど遠山っぽい言葉だな」みたいなことをものすごく尊重してくれつつ、私一人では思いつかない美しさで言葉たちを丁寧に整えてくれました。機微とかニュアンスとか「らしさ」みたいな、曖昧だけど大切なあれこれをものすごく大事にしてくれる人だ…と改めて尊敬しています。
さて、どうしてそもそもZINEにしようかと思ったか、ですが…
とてもとても平たく言えば、「ふと思い立ったから」となります。
もう少し詳しく書くと、ある日「そういえば今年でブログ6年目か…」と思いながらふと見返してみると、今までたくさん暮らしを支えてきてくれたたべものたちやそこにまつわる思い出や出会いのなんと多いことか、と改めて気づきまして。
元々文章を書く練習場所として始めたこちらのブログは、6年ほど続けたいま「たべもの」を通した生活や思い出や考えごとの記録としてとても大事なものになっていました。のんびりマイペースに続けていますが、一度ひとまとまりの形にしてみたいかも、と思い立ち、盟友なっつんと珠子に声をかけた次第であります。
こちらのZINEですが、来年1/11に浅草で開催されますZINEフェス東京にて初版を発売させていただきます!
イベント概要
ZINEフェス東京(ZINE FEST TOKYO)
2025年1月11日
開催時間:12時-17時
入場料:500円(当日入り口・現金のみ)
東京都立産業貿易センター 台東館(浅草駅徒歩5分)
〒111-0033 東京都台東区花川戸2丁目6−5
google map
過去最大規模の開催ということで、なんだかとてもワクワクしています!
オンラインでの販売や電子書籍なども少しずつ検討していますが、まずはこちらのイベントにてなっつんの美麗イラスト集やグッズ、珠子の手がけた戯曲台本などと共に出展させていただきます。
ZINEのお値段やブースの情報などは、追ってまたお知らせさせてください。
印刷の都合上サイズだけ決まっているのですが、文庫本サイズです。
なんだか、うれしいなあ。
そして改めていつもこちらのnoteを楽しんでくださりありがとうございます。日記帳ではなくnoteを選んで書いているのも、こうしてお読みくださる方々との出会いを願っているからだったりします。いろんなおいしさが、その時々だけでなく月日を経た今になっても書き手と読み手をつなぐものとして新しい思い出をくれることをすごくすごく嬉しく思いながら、日々noteを書いています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ひとまずは、お知らせまで!