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週末レビュー(2023/04/09)

日々の余白や、人と会うことによる充実感。

週の出来事と雑感

期初は落ち着いて(顧客は他業務に奔走して)いることから、2レイヤー以上上の役職者や、2レイヤー以上先の別部署営業を巻き込んだ、提案構築に時間を割いた。

この役職者は、顧客からもらった数字一つ一つの背景まで深く理解(営業担当にはそれを要求)することを徹底する。
例えば採用目標数一つをとっても、「その目標内訳は?」「それぞれの期日はいつか?」「その期日は、採用後の戦力化までどの程度時間がかかることを見込んでか?」「戦力化させてどのPJにアサインされるのか?」「戦力化するまでどのようにPJを凌ぐのか?」など、矢継ぎ早に質問が飛んでくる。

ただこれは、顧客が正しい計画を引けているとは限らない前提にたった質問で、ここを顧客が誤っている場合、顧客が無駄金を使うことになってしまう(回り回って弊社へのFeeが減る)。だからここまで突っ込み、顧客と議論することを要求するのだ。

逆に他部署の営業担当は、弊社グループ商材全てを扱うため、課題仮説ごとにとりうるソリューションを提案してくれた。

これらを、先方役員への提案ストーリーとしてまとめるのは、左脳右脳両方必要で本当に骨が折れるだろうが、楽しみだ。


普段WEBで話す顧客とも、水曜日に対面でお会いしたが、対面だからこそ共有いただける情報があったり、話が弾んだりと物事が進んだ。


あと、土曜日はLinkedinで知り合った方と色々情報交換(主にTake)させていただいた。コンサルや企業、野球選手までと、本当にスケールの大きな人生を送られてきた方。

最近コンサルのBPO案件が活況なのは、ERP導入/刷新後の社内問い合わせ対応爆増へのソリューションとしてセット売りされているなど、業界あるある話は面白かった。こういうところで、「本当に顧客のためになることがしたい」とファームを離れる人が増えているのだろう。

また、会社だけでなく働く個人もGoing Concernでないと、という話でも盛り上がった。個人的に、業務効率化やノウハウ等の支援なく、ノルマが上がり続ける構図はただの経営の怠慢だと思っている。そのために現場としては、できる限りの型化/効率化でしのぎつつ、上へFBし続けなければならない。

この方は、エグゼクティブ向けコーチングを専門とするファームに所属されていたこともあり、(自分はエグゼクティブではないが)チームメンバー向けの取り組みに対してFBもいつかいただけたら良いなぁと思った。
次回、ご飯など行っていただけることになったし、ある程度興味を持っていただけたみたいで良かった。

読んだ本・観たもの

大江 一道, 山崎 利男、”物語 世界史への旅”
買った際、会社の先輩に「絶対読まない」と言われた本。そして、そう言われると読みたくなるのが人のサガ。2ページ読んで寝落ちしてしまった。残り404ページ、のんびり読もうと思う。

グロービス、”MBAマネジメント・ブック”
MBAで学ぶ全社戦略、マーケティング、アカウンティング、ファイナンス、人・組織、IT、ゲーム理論・交渉術が幅広くまとめられている。将来経営者になりたいことと、義父のファーム(農業)経営に必要と思い購読。
早速、マーケティング戦略の型に沿って販売計画を立ててみるなど、辞書的に有効活用できている。

M.ハマー, J.チャンピー、”リエンジニアリング革命”
やっぱり目的意識なくこういった本を読むのは良くないな。名著だがあまり頭に残らなかった。ただ、働き方改革だったりVUCA(この言葉自体は出てこないが)だったり消費者行動の変容だったり…現代と似たようなことが1980~1990年代に言われており驚いた。

何かの本で言われていたが、やはり手取り早く流行り物を追うより、変わらない本質をしっかり学ぶことが大事だな。
MBAマネジメント・ブックの”能力開発”項目にも、『変化に追従するための最新知識(フロー)を得ることではなく、変化そのものの意味合いを捉え、進むべき方向を自ら考える自律的な思考力(ストック)が重要』と書かれている。ニュースひとつ読む際から、姿勢を変えてみようと思う。

竹内 正浩、”おっとりした人が最後に勝つ成功法則”
なんで買ったのか覚えてない、多分注文ミス。別におっとりじゃない人にも当てはまる薄い成功(?)ノウハウが書かれているだけで、30分で読んで捨ててしまった。

髙井 洋子、”400円のマグカップで4000万円のモノを売る方法”
うーん、設けられる仕組みというより、”設けられた”各論を並べられたような内容。小説チックな形で書かれているのだが、個人的にキャラが受け付けずキツかった。

本選び下手だな。

ピックアップニュース

立命とEYの共同研究レポート。記事の中からPDFをダウンロードできるのだが、実際に成果を出した方が取り組んだ内容も書かれており面白かった。

■具体的な取り組み例:
①スタート前ダッシュ:自分の期待値を自分なりに認識した段階で、着任先の同僚や上司とタッチポイントをセットし、自分の異動の意味や期待値を1枚の資料で示し、エンドースメントを着任前に得た。

②臨機不変:プロジェクトに現場のメンバーに参加してもらうにあたり、反対しそうな人を必ず早めに引き入れるようにした。

③組織の連帯感:“ストレートトーク“というスローガンを設定し、キャンペーン期間として打ち出し、正直な意見をそれぞれが言いやすい場づくりを行った。

などなど

これが仕事ができる、ということかとしみじみ。
すでに期が始まってしまっているが、チーム活動はアジャイルで進めがちだったので、来週前半で計画を練り切り(チーム全員で構築することで同時に共通認識作る)、上長コンセン取り、スピード感持って進める。

目標進捗状況

今日各やることの見直しと、スケジューリングをやるつもりだったのに忘れてた…。今からやると寝れなくなるので、明日朝やる。

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