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アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

はい。
いわゆる読書記録ですね。

ちょっとでも面白そうだな、気になるな、
これ好きかも、などと感じていただけたらうれしい限りです。

選書の参考にでもなれたら光栄です。
(ネタバレだと感じる部分もあります。自己回避お願いします。)


「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
フィリップ・K・ディック
浅倉久志 訳


あらすじ

第三次世界大戦後、放射能灰に汚染された地球では、
生きている動物を所有することが地位の象徴となっていた。
人工の電気羊しかもっていないリックは、本物の動物を手に入れるため、
火星から逃亡してきた〈奴隷〉アンドロイド8人の首にかけられた
莫大な懸賞金を狙って、決死の狩りをはじめた!
現代SFの旗手ディックが、斬新な着想と華麗な筆致をもちいて描きあげた
めくるめく白昼夢の世界!

映画「ブレードランナー」(1982年) 「ブレードランナー2049」(2017年) 原作
初版:1969年6月(単行本) 1977年3月(文庫本)


ストーリーは1992年1月3日の起床から始まる。
この物語が綴られた23年後である。
近未来というにしてもあまりにも近すぎる気がする。


人はどこの世界線でも、どの時間軸でも
なにが人を人間たらしめるのかで思い悩むのだな、と。

共感ボックスや感情移入度検査からみるに、
ディックは感情移入を人間の最も大切な能力と考えているようである。


人工知能に共感はないのか。
感情移入はないのか。

また、脳に機能障害をもつ人々の中には、
共感することが難しい、
意図を汲み取ることが苦手だとされている症状もある。

これから先、人工知能やアンドロイドに関して
衰退することはないだろうということが安易に予想される。
もし、成長するアンドロイドが生まれたとき、
それは人と呼ばれるのだろうか。

23年後にはどうなっているのだろうか。


以前インスタの方に投稿していたものの移植です。
(該当アカウントにほとんどログインしなくなってしまったので
削除しようと思い、投稿だけこちらに残そうと現在移行中です。)


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