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ごろごろ煮込みチキンカレーの食べ納めの時期になった。

大人気のカレー屋さん松屋の話である。

2019年10月に突如として、1週間限定で復活したごろごろ煮込みチキンカレーがいよいよ明日29日10時に販売終了となる。

この一週間という限られた期間ではあったが、できる限り松屋に向かいごろごろ煮込みチキンカレーを味わってきた。

そんな生活もいよいよ終わりを迎えようとしている。

通常の生活リズムを送っていると、明日、10時までに松屋で昼食を摂ることは不可能に近い。

というわけで、本日のお昼にごろごろ煮込みチキンカレーの食べ納めに行ってきた。

11時過ぎ、午後からの要件に合わせてオフィスを出ると、ごろごろ煮込みチキンカレーの食べ納めを控えて厳かな気持ちで、まっすぐ松屋に向かった。ごろごろ煮込みチキンカレーの販売終了まで24時間を切り、店内はいささか浮ついた空気だった。

そして、その空気の中で松屋店内のオペレーションが徐々に崩壊していく。

年齢30歳ほどの小さなお子さんを連れた女性が牛めしのお持ち帰りを頼んだようだ。松屋で牛めしをお持ち帰りにすると、牛丼の具の部分をご飯とセパレートにするかご飯に直乗せにするか選べるのだが、まだ松屋でバイトを始めたばかりであろう外国人の店員さんが、マニュアル通りにその女性に尋ねた。そうすると、その女性はこう答えた。

「どっちでもいいです。」

どっちでもいい?ドッチデモイイ?

外国人の店員さんがフリーズしていた。二択の質問でこの曖昧な回答。これがニホンジン???

セパレートか直乗せか確認して、それを厨房に伝えるつもりが、まさかのゼロ回答。マニュアルに無い事態に困惑していた。

すると、フリーズから再起動したその店員さんは、再度セパレートか直乗せか確認した。すると改めて、どっちでもいいですと回答される。困惑した表情のまま、その店員さんはそのまんま厨房に「どっちでもいいみたい!」って伝えていた。

君は何も間違っていない。

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そんなプチイベントがあり、他にもマジかよという出来ごとがたくさんあったのだが、キリがないので割愛する。

食券回収から10分強で、ごろチキ並野S(食券記載)が到着したのだが、少しおかしい。

トレーの上に納豆がある事ではない。納豆トッピングは巷で流行っている食べ方なので後述する。

ごろチキ並野Sの「野」の部分にあたるサラダがないのだ。これに気付いたのはごろチキカレーを食べ終えた後だったが、先ほどのどっちでもいいですに翻弄されていた店員さんにサラダ来てないですよと優しく言った。そしたら秒で持ってきてくれた。ありがとね。

さて、ごろチキカレーの納豆トッピングであるが、松屋好きが集うLINEオープンチャットで突如投稿された食べ方で、それからひたすら納豆トッピングのごろチキカレーの写真がノーコメントで投稿されるという異様な事態になっている。

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気になって、自分も納豆トッピングで食べ納めすることにした。ネギを入れるかどうかは賛否両論あるが、自分はネギを投入した。

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すると化学反応がおきた。ごろチキカレーのルーは結構スパイスが効いていて辛めなのだが、納豆のおかげでマイルドになる。マイルドになりすぎかなと思った所に新鮮な青ネギの香り。絶妙。

この食べ方に出逢えてよかった。

ありがとう、ごろごろ煮込みチキンカレー

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また会う日まで



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Yuichi
美味しいビールを飲むと笑顔になるよ。

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