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『ダーク・ハーフ(上)』読みました。
『ダーク・ゾーン(上)』
著者:スティーブン・キング
翻訳:村松潔
内容
純文学作家のサドには別の顔があった。
それは暴力的な小説で人気のベストセラー作家ジョージ・スターク。
サドはスタークとしての活動に嫌気がさしていて全ていた。
本業としては売れず、教師をして食いつないでいる。
意にそぐわぬジャンル、作品ではベストセラーで人気もあり、お金も稼げている。
そこで雑誌『ピープル』にサドとスタークと同一人物であることを明かし、自らのペンネームを埋葬することにした。
スタークの張りぼて墓には、「あまりいいやつではなかった」と小粋なメッセージ。
心機一転、と思っていた時、突然保安官が訪ねてきて、殺人現場で発見された指紋が、サドのものと一致したと逮捕されそうになる。
被害者はサドの知り合い。
しかし、サドにはその日確かなアリバイがあった。
逮捕は免れたものの、サドの身の回りで殺人は続き、やがて接触を図ってきた犯人はジョージ・スタークとなのるのであった。
僕はずっと考えていた。
なにがいけなかったのかと。
ハマらなかった。
兎に角、ハマらなかった。
最初はよかった。
徐々に読むのがつらくなった。
毎日読んではいた。
何故か続かない。
内容が、いまいち入ってない。
文字を読む、という作業をしていただけだった。
は、さすがに言い過ぎたか。
特に他のキング作品と違って、残虐シーンがあったりだったりした。
それがダメ、でも全然ない。
何故合わなかったか自分でもよくわらない。
個人の内情を露土する小説が嫌いなのかも。
ただ、わかって欲しいのは、合わなかっただけで、面白くなかった訳ではない。
絵柄がどうしても好きになれないマンガ、ってのが存在するように、文体が合わない小説、っというの必ず存在する。
むしろ面白くない小説の方がなんぼか扱いやすい。
下巻の100ページあたりまで読んで投げてしまった。
確かに先は気になった。
真相はなんなのか、気にはなった。
迷った。
かなり迷った。
それでも苦痛に耐えられないと泣けてしまった。
ちょっとキング祭りも休憩するかな。。。