#37 わたしはHSPのふどうさんやさん 〜HSS型HSP 生きづらさを軽くするための格闘記〜

■HSP(HSS型HSP)のわたしが読書をするワケ Vol.3

3大神経伝達物質であるセロトニン・エンドルフィン・オキシトシンが心の安定に左右するといわれています。
「ちょっと「敏感な人」が気持ちよく生きる本」(苑田純子著・長沼睦雄監修・三笠書房)の中で、
セロトリン運搬遺伝子には、S型とL型があり、S型は「敏感すぎる人」の「情報を人より強く深く処理する」という脳の働きに関わっていることがわかっています。そして、ほとんどのHSPがこのS型遺伝子を持っているのです。

わたし個人的には、
敏感だ!繊細だ!などといろいろ言われたり、感じたりしていたりしていても、病気ではないし、特効薬があるわけではないのだから、良くない部分を少なくしたり、軽くできるようにして、良い部分をより引き出して仕事や生活に活かせるようにすればいいのでは?
と思っています。

ただ、疲労感というのはどうしても今後も付き合っていかなければならないのかな?

「絶対にミスをしない人の脳の習慣」(樺沢紫苑著・SBクリエイティブ)の中で、
「ミスをしない思考」の3ステップとして
【ステップ1】自己洞察
「今の自分は元気なのか?疲れているのか?」
「今の自分の集中力は高いのか?低いのか?」
「今の自分のコンディションは、仕事をするのにベストな状態か?」
「今、起きうるミスや失敗は、どのようなものがあるのか?」

【ステップ2】原因究明
「今回のミスはなぜ起きてしまったのか?その原因は何なのか?」
「原因は『集中力低下』『ワーキングメモリの低下』『脳疲労』『脳の老化』のどれか?」
「もし、今、疲れているとすれば、何が原因なのか?」

【ステップ3】対策
「もし、疲れているのなら、回復するためにできることは何か?」
「起こりそうなミスを防ぐために、今、何ができるか?」
「万が一そのミスや失敗が起きた場合には、どのように対処すべきか?」
「損害やダメージを減らすために、今できることは何か?」
「今回のミスを二度と起こさないために、今後、何を改善すべきなのか?」

この書籍はHSP向けの書籍ではありません。HSPに限らずグレーゾーンにいる人たち、非HSPでもミスを恐れて仕事などがはかどらないということは誰にでもあると思います。

わたしは、この“ミス”は仕事の面だけでなく、生活面や生き方、時には学習方法(わたしの場合は資格試験勉強対策)に置き換えることで、なるべく疲れないような状態で臨んでいくという姿勢にしています。

HSPの気質でも人によっては敏感になりすぎて萎縮してしまう傾向があります。


敏感なことはとてもいいこと
でも萎縮してしまうのはいいことまでも消してしまう・・・
それは、ものすごくもったいないこと


わたし個人的には、
「HSPって脳が疲れすぎてしまう人たち」
とも解釈できるのではないかと思うのです。

HSPの生きづらさを軽減するだけではなく、ひとつふたつ視点を変えると様々なところでの利用価値があるのでは?

シグナルを意識して感じることに焦点を合わせれば、良い方向だけを見つめていけるのでは?


参考書籍
一流の頭脳(アンダース・ハンセン著・御松由美子訳・サンマーク出版)
絶対にミスをしない人の脳の習慣(樺沢紫苑著・SBクリエイティブ)
脳からストレスを消す技術(有田秀穂著・サンマーク出版)
ストレスに強い脳、弱い脳 そのカギはセロトニンが握っていた!(有田秀穂著・青春出版社)
ちょっと「敏感な人」が気持ちよく生きる本(苑田純子著・長沼睦雄監修・三笠書房)

#36ダブってしまいました。

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