(3)精肉店の作り方(DIY編)
各種工事が始まる前に、2人で講習を受け食品衛生責任者の講習会を受講し、食品衛生責任者手帳も取得しました。
DIYでは下記を行いました。
・防水性のある内壁パネル設置
・壁紙貼付け
・床&天井塗装
・更衣室
などなど
ひとつひとつ説明すると大量になるので、画像中心で振り返ります。
防水パネル貼付け
当然ながら床が上がっていたり、直線ではなかったりするので現場でカット(微調整)しながらはめ込みをしました。
天井の塗装
直接塗りたくる強引なやり方ですが、これがなかなかの労力を使いました。ペンキが滴り落ちるので作業終わりは、この顔のまま電車に乗って帰宅しました。
壁紙の貼付け
これもオーダーメイドのサイズを予め注文して、貼り付けました。シワが出来たりなかなか慣れるまでが難しい・・・。
床塗装
壁が終わったので床塗装をしました。当初は「不要かな?」と思ってましたが、見違えるようにキレイになったのでこれは正解でした。
更衣室作り
この更衣室が鬼門でした。「区画を作ってください」という保健所からの指示があり、カーテンや間仕切りなどの簡易的に作れる空間ではNGとのこと。2×4の木材を購入し、カーテンレールをスライドドアに活用するなど、コスパ重視だけど、ちゃんと作りました。なので結構ここは時間かかってます。
次回は全部専門家にお願いしたい(ホンネ)
これが本音です。潤沢な資本があれば是非ともプロの方にお願いしたいです。当然自分たちで作ったほうが材料費で済むのですが、やり直しやミスなどで、費用も結構かかっていました。希望は寝て起きたら完成しているのが最高だなと(笑)
2019年3月保健所の認可取得
全ての工事を終え、改めて保健所へ訪問し、審査も終わり無事に営業許可の取得できました。保健所の担当者さんに事前相談していたおかげで、特に大きな問題もなく申請が受理されました。物件探しから約4ヵ月で食肉販売業の許可を取得することができました。
肉焼きの巡業からスタート
まずは、熟成兄弟のよる「肉焼き巡業」なるものを企画しています。実際に塊肉を焼いて食べて頂ければ、楽しさも伝わるはずです。ホームパーティやBBQのなど、お呼ばれ頂ければ、可能な限りどこへでもお伺いします。
何より、派手でキラキラしたものより、地味で泥臭く進めるの方が、熟成兄弟の性分にあっています(笑)
いよいよです。これから仕入れスタートするので、熟成期間も含めると営業活動は4月下旬以降になりそうですが、日本でも数少ない精肉店のスタートアップ活動していきます。業界を通じて言えるのは、多方面への営業活動にまだまだ伸び代があるところ。法人営業を経験している我々の強みを最大限活かし、他の精肉店ができないことをどんどん仕掛けて行こうと思います。
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