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勝手に自叙伝書いてみた

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幼少期の頃からを振り返りながら、その記憶の断片を繋ぎ合わせることで得られる何かがあると信じて。そして、ふつうの人間であるぼくにも固有の喜怒哀楽の変遷があることが、誰かの癒しになる…
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#自伝

嫌いなものとの対峙の仕方 ~小学校時代②~

ぼくの小学校では、学校で調理して出てくるタイプの給食だった。

今も小学校はそういうところが多いのかな、どうなんだろう。

かならず毎日牛乳がついてきて、カンカン叩くといい音の鳴る、あのなんともいえない玉虫色の器で出てくる給食。

なぜかコッペパンはぱさぱさで、ぽろぽろとこぼれるので、ひっそり給食袋に入れて持って帰るときなんかは中で暴れて大変だった。

小学校の給食というと、嫌いなものが誰にもひと

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桜が散った頃には ~小学校低学年時代~

小学校に入学した。ピカピカの一年生…だったかはわからない。

共働き家庭に生まれたぼくは、小学校に上がっても家に人がいないので、7歳の頃から毎日バスを乗り継いで別の地区の学童保育に通っていた。

当時は、ぼくが所属する小学校にはまだ学童がなかったからだ。

今思えば、とんでもなく物忘れが激しく抜けているぼくからすると、本当によくやっていた。今のぼくから褒めてあげたい。

小学校低学年時代を一言で表

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弟が生まれたときのこと~幼少期②~

あれは暑い夏の日だった。

病院の廊下に置いてあるベンチで父親と待ちながら、ぺろぺろとバニラ味の棒アイスを食べていたことは不思議と覚えている。

そのとき、母親の身体からもう一人、弟になる人間が生まれてくることをぼくが理解していたかどうかはわからないが、大きな産声が聞こえてきても、きっと美味しそうにアイスクリームを食べ続けていたんだろうと思う。

弟は、いわゆる”低体重児””未熟児”として生まれて

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