教育のオンラインとオフラインの融合(OMO)
私が努めている学校では4月当初は実際に学校に来て授業をすることができていたのですが、4月後半からコロナ感染者が増えた関係でオンライン授業に戻りました。そこで本日はオンラインとオフラインの融合をテーマに実践している授業を紹介したいと思います。
オフラインの授業の様子
本校では一人一台端末が整ってきている現状もあり、オフラインでも一人一台端末を使用できる状態です。そのため、オフライン授業でもIPADを使用して授業をしています。
また本校ではGoogleWorkspaceを登録しているので児童生徒全てにアカウントが配布されています。その状態をイメージして授業の様子を見てください。
私は現在小学3年から中学3年までの理科の授業を主に担当していますのでその様子を紹介したいと思います。
1授業で使用しているアプリについて
Googleクラスルーム、Googleサイト、Googleジャムボード、Googleスライド、Googleフォトをメインに使用しています。
2それぞれのアプリの活用の仕方を紹介
①Googleクラスルームの活用
児童生徒が課題を投稿したり、私が貼った課題を確認するために使用
②Googleサイトの活用
児童生徒が学習したことのログを残すために使用。ノート代わりとなるもの。
③Googleジャムボードの使用
授業中ノート代わりに書き込みをしていくために使用。
児童生徒によって付箋の色を分け、意見を書いたり、ページを指定すればその児童生徒専用のページにもなります。
④Googleスライドの活用
単元の終わりにGoogleスライドで実験の記録をまとめる作業を実施。
振り返りにもなります。またGoogleサイトに掲載することで他の児童生徒のスライドも確認することができます。
⑤Googleフォトの活用
Googleフォトのアルバムの共有で他の児童生徒が撮影したものを共有。
使えそうなものはみんなで使いあうシステムにしています。
3オフライン授業のまとめ
オフライン授業ではなるべく体験を重視したいので記録する時間やノートを取る時間を少しでも削りたいと考えています。そのため、写真の記録やジャムボードで共有という形で時間がかかることを減らすことをしています。
オンライン授業の様子
基本はオフラインで実践していたアプリを使用していきますが、唯一変わる点はZOOMの利用。
ZOOMを利用することにより、プレゼンがやりやすいことやレコーディングをしやすいという利点があります。
プレゼンをレコーディングさせてもらいGoogleサイトにアップすればその学年だけでなく、他の学年のプレゼンの様子をみることができたりします。また、すぐにZOOMで実践しているため、質問等があれば質問をレコーディングして専門家の方に質問することもできます。
ZOOMの利点を充分に活用すればオンライン授業も充分学習の幅が広がるものになると思います。
まとめ
オンラインもオフラインもメリットがあります。そのメリットをいかに考え授業や仕組みを組み立てていくかが私達教師に求められていると思います。そのときに応じた最善の対応を日々考え今後も授業をしていくつもりです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。もっと良い方法があるという方や質問がある方はお気軽にお声掛けください。一緒によりよい授業方法を探していきましょう。