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餃子づくり=体育(器械運動系編)①

自己紹介を兼ねて体育語り

自己紹介

小学校で先生をしているysuke(わい、すけ)と申します。
「y(わい)は、suke(すけ)と言います」という自己紹介と、
みんなが
毎日を「わーい!(y)」と楽しく過ごすための
「助っ人(suke)」になりたいという思いを込めて
ysukeと名乗っています。
一番、興味があることは、体育なので
体育の授業で使えそうな「考え方」を中心に
Xで発信しています。
興味がある人は、フォローしていただけたらうれしいです。

「餃子づくり=体育」の考え方

ある日、息子達にと一緒に餃子をつくっていたら、
体育に似ているところあるなぁとふと思いました。
どこが、どのように似ているか
何を感じたかを語りながら、
自分の体育観を言語化し、それを自己紹介としようと考えました。
餃子づくりの場面を交えながら、
体育授業のつくり方を考えていけたらと思います。

個人的な考えになります。
このnoteが誰かの考えの「助っ人」になっていたら
最高にうれしいです。

その①について

その①は、餃子づくり=体育の背景について簡単に語っています↓


一言で、器械運動系ならではの学びとは?

⇒回転のコントロール

器械運動系の内容を
ざくっと
マット・鉄棒・跳び箱としてみると
すべて「回転」について学んでいると言えます

マット上で、回転のコントロール
鉄棒上で、回転のコントロール
跳び箱を越えるときに、回転をコントロール

全部「回転」です

⇒評価について

回転のコントロールがアップデートされていれば、
知識・技能は、○
これを見取るためには、子どもの現在地を知っている必要があります

具体的に話す!マット編

餃子は、餃子を作らないとうまくならない

バーガー風餃子?

上の餃子を見たときにどうしますか?

A,お店で売るための餃子を作りたい人は
「これでは、売り物にならない」

といって、やり直しを命じることでしょう
プロを目指している人以外は
餃子をつくることが、嫌になるかもしれません

B,おうちで食べるだけの餃子を作りたい人は
「こんな餃子もあるよね~」

その後、焼いて、食べて、おいしい!となるでしょう
餃子づくりが楽しくなり、もっと餃子をつくってみたい!
もしかしたら、うまい餃子をつくれるようになりたいと思うかも

話を体育へ
子どもにとって
楽しい体育の時間にするためには
Bの姿勢を大切にしたいものですが
知らず知らずのうちに
マットの授業中
先生は、お店で餃子を売るAパターンの人に
変身してしまっているので注意が必要です。

体育のマットを使った授業で
技のテストをしている人
⇒技ができているか調べる行為
→答案用紙をみんなに見せながらテストしているのと変わらん~です
発表会をしている人
⇒人前で技の完成度を披露させる行為
→そもそも披露するは表現であって、マットにはない~です
二つの行為は、何も考えずにしたら
限りなくAのことをしていると言えませんか?
子どもは先生のことをAに見えているかも…

「Bになりたいのは、分かっているけど…」
上記の話をすると
そのような反応が返ってきますそして、その次には、
「じゃあ、できあがる餃子は何でもいいの?」
という質問がとんできます

その返答は
「何でもよくない」です
ちゃんと教えるべき内容は
学習指導要領に掲載されているので
何でもよくないんです

子どもが餃子をつくる経験をたくさんすることが
何よりも大切にしたいものです

そして、それを支える
Bパターンの先生になるための考え方について
語っていきたいと思います

何をもって、餃子とするか?

脱Aのために
何をもって餃子とするか?
この問いをはっきりさせ、授業することが大切です
これがはっきりすることが楽しい体育への一歩だと考えます

以下の息子が完成させた餃子?で
餃子として、オッケーなのはどれでしょうか?

Aそれっぽい餃子?
Bつつ巻き餃子だそうです
C餃子?シューマイに見える?
D皮抜き餃子?

餃子があるために必要なのは、
共通のルールを見付けることです。
「皮がきれいに閉じられた餃子」こそ
餃子だと考えているなら、
Aでさえ微妙かもしれません

「豚肉で作った餡を小麦粉で包んだもの」を
餃子と考えれば
AからCは○ Dは×となります。

では、Dはどうするのか?
否定しますか?
それとも…?

子ども達の考えは無限に広がっています
ある意味、先生の言葉は
それを制限する機能をもっています
授業者である先生がそのことを
自覚する必要があると思います。

「餃子」を「前転」に置き換えてみましょう

「前転」という技は、
私は「きれいな餃子」のことだと思います。
とすれば、
餃子A~Dは
A「前転っぽい前転がり」
B「前転がり」
C「頭越し」
D「寝返り」

でしょうか?

体育に取り組む
子どもの技能は様々…
ある技の出来不出来で
評価をしたら大変なことになりませんか?
だから
「回転のコントロールを学ぶ」という視点で
子どもの動きを見て
アップデートできているかという基準で
評価する必要があると考えています

先生の考え方を
「前転を教える」から
「前方向への回転経験を増やす」

つまり、
「技ができること」から
「回転のコントロールができること」
学びに中心にしては
どうかなと思っています

続きは、餃子づくり=体育(器械運動系編)②

②の内容 A~Dの前転?例とは?

②の内容 低学年の「前転しましょう」と言っていたら…

などから続きを書いていきたいと思います。

Xやネットを見ていると、
具体的でとても素敵な実践がたくさんあります

それをどう授業づくりに生かしているのか
授業中の先生の在り方
など、「助っ人」になるような
発信ができたらと考えています。

また、
気が向いたときに
(今回はちょっと書きたくなっていたので、すぐで書きましたが…)
noteにまとめていきたいと思っています。

ご興味がある方をお付き合いいただけたらと思います。

これからの体育を考えていきたいysukeでした~

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