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日本の多様化へ!

外国人雇用サービス、フローラ・アミの前田です。


・ベトナム人留学生送別会

昨日は、当社コーディネーターのベトナム人留学生の一人が帰国する為、
ベトナム人のコーディネーター達で集まって送別会を開催しました。

クライアントの皆様の中には、お会いさせていただいた事もあるかと思いますが、彼女はN1の語学力で、日本人以上に日本語の語彙力を持ち、日本語の由来や構造などについて研究をしています。

ベトナム人は一般的に勤勉で頭が良いと言われますが、一部の小学校では日本語教育を始めるなど、日本へ向けての人材育成も盛んになってきています。


また、プレゼンテーション能力がとても高く、ベトナム人向けの講習や集客活動などで、当社も非常に助けてもらいました。
当社が短期間で2000人のベトナム人を集められたのも彼女の力があったからです。
日本語を勉強し始めたのは、大学に入学してからとの事で、言語習得力の高さと早さに驚かされます。

ベトナム人は一般的に勤勉で頭が良いと言われますが、一部の小学校では日本語教育を始めるなど、日本へ向けての人材育成も盛んになってきています。


・日本の多様化へ向けて

歴史的に、日本は様々な国から、様々な人が在留する国ではなく、その時々に、ある決まった国の人から来る傾向が強いです。

現在、日本へ在留する人が、最も増えているのは、ベトナム人で、年間約2万人の増加となっています。
逆に、これまで母数が多かった中国、韓国は実は減っています。中国からの観光客は増えていますが、
日本に就労や留学する人は減っているのです。

この事が何を意味するのか、いろいろと考えていく必要があると思います。

2010年から2040年にかけて、日本の就労者の25%減少します。一方で、この間、高齢者(65歳以上)はなんと1000万人も増加し、総人口の33%以上となります。
つまり、4人に一人の現役世代が減り、3人に一人以上が高齢者となってしまう計算です。

私は介護事業も別会社で経営しているのですが、日本の社会保障は危うくなってきていることを実感します。

観光だけではなく、日本で生活して稼ぐ人をもっと育成しないと、厳しいと思います。

ベトナムの若い人たちのパワーを日々感じていますが、もっと、潜在力に着目して、いろいろと取り組んでいきたいと思います。

来週はベトナム出張ですので、現地レポートもお伝えできると思います。


2016年9月23日
株式会社フローラ・アミ
代表取締役 前田智之

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