Z30からZfへ
子どもの誕生を機に購入したZ30。
キットレンズのボケ感に満足できず、NIKKOR Z DX 24mm f/1.7（以下、24mm f/1.7）を追加で購入。
流石に単焦点1本では心許ないので標準ズームレンズも検討していました。
以前の記事で検討していたSIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Artですが、書いてるときは購入するつもりでいたんですが、ふと思ったんです。
「レンズとFTZⅡで合わせて10万円超、手持ちの機材を下取りに出せばフルサイズに手が届く金額じゃない・・？」
マップカメラさんで下取りと購入を同時に行えるので、とりあえずカートに商品を入れて試算。
フルサイズ用のレンズは持ってないので、ボディだけでなくレンズも選択する必要があります。
とりあえず一番安い撒き餌レンズと呼ばれるNIKKOR Z 40mm f/2を選択。
そして、ボディは高感度に強いのが良いので中古で手頃なZ6Ⅱを選択。
するとレンズとFTZⅡを買うよりも断然安い。
レンズの選択肢が少ないAPS-Cでどうにかやりくりするより、思い切ってフルサイズに移行したほうがスッキリできそうだと、その気になり始めました。
APS-C用のレンズは3本持ってましたが、24mm f1.7ばかり使っていたので40mm f2が1本あれば何とかなるだろうと思い、最終的にZ6ⅡではなくZfと40mm f2を購入しました。
Zfを選択した理由は画像処理エンジンがEXPEED 7だから。
Z30を使ってて不満の1つだったのが瞳AFの精度や操作感でしたので、エンジンをバージョンアップしたかったというのがありました。
その理由はこちら。
当初の予算10万円を超えてあれよあれよと買い替えることにして、到着するまでこれでよかったのか・・？と思うこともありましたが、完全に杞憂でした。
Z30と比較し改善された点はこちら。
ISOを上げてもノイズが出にくい
瞳AFの精度が段違い
目を瞑っている状態でも認識できる
Z30ではできなかった
全体的な操作が早い
電源のオンオフ等、自動再生
もちろんもっと改善ポイントはあるんですが、現在4ヶ月の赤ちゃんを室内で撮ることが多いので、上記のポイントが改善されたのはホントに助かります。
子どもが生まれた当初はZ30でどうにか撮っていましたが、Zfを手にして思うのは始めからフルサイズにしとけばよかったなと。
昔から散々言われていることですが、今の時代はスマホに搭載されているカメラの性能が上がっていることもあり、カメラに求められる性能がさらに上がっているように思います。
安いからという理由でカメラを選択するとスマホと対して変わらない写真ばかりになっちゃうので、初心者ほど最初からフルサイズを買ったほうが良いんでしょうね。
ニコンのZマウントに限った話しかも知れませんが、APS-C縛りだとレンズの選択が限られていたし、フルサイズ用のレンズを買うにしてもそもそも本来の画角でないし、割高感あるしで二の足を踏んでいましたが、これからは心置き無くフルサイズのレンズを選択できるのも嬉しいポイントです。
40mm f2もコンパクトで値段を考えると十分な写りですが、せっかくのZマウントのフルサイズ機を手にしたので、その性能に見合ったレンズが欲しくなってきました。
また、悩める日々が始まりそうです。