中学の数学 文を式に (1)
今日の目標
目標
文とは,例えば,「6℃から2℃下がった温度はいくらか。」です。
式とは,例えば,「$${6-2}$$」です。
文では日本語が,式では数や記号が使われています。
どちらも言葉です。数学では日本語の代わりに数や記号を使います。
例題
問題
次の文を式にしましょう。「6℃から2℃下がった温度はいくらか。」
解説と答え
6℃は6度と読みます。
最初6度でした。2度下がりました。今の温度はいくらでしょう。
最初6度で,2度,下がる。最初の6度から,下がった,2度。
これを式にすると次のようになります。
計算すると次のようになります。
6℃から2℃下がった温度は,4度です。
練習問題
次の文を式に直して,答えを書きなさい。
例えば,問題1「5は2よりいくつ大きいか」の場合を考えます。この問題は「5」と「2」の差をたずねていますね。差ですから,$${5-2}$$と式に直すことができます。その後,$${5-2=3}$$ と答えを書くことができます。
答え方は$${5-2=3}$$ と式と答えを書くことにしましょう。面倒ですので,単位は書かなくてもいいです。
問題1
5は2よりいくつ大きいか。
問題2
9は6よりいくつ大きいか。
問題3
6は8よりいくつ小さいか。
問題4
2℃から5℃上がった温度はいくらか。
問題5
8℃から3℃上がった温度はいくらか。
問題6
7℃から2℃下がった温度はいくらか。
問題7
5℃から1℃下がった温度はいくらか。
問題8
2km進んでから3km進んだ場合、進んだ合計はいくらか。
答え
問題1
5は2よりいくつ大きいか。
答え: 5−2=3
問題2
9は6よりいくつ大きいか。
答え: 9−6=3
問題3
6は8よりいくつ小さいか。
答え: 8−6=2
問題4
2℃から5℃上がった温度はいくらか。
答え: 2+5=7
問題5
8℃から3℃上がった温度はいくらか。
答え: 8+3=11
問題6
7℃から2℃下がった温度はいくらか。
答え: 7−2=5
問題7
5℃から1℃下がった温度はいくらか。
答え: 5−1=4
問題8
2km進んでから3km進んだ場合、進んだ合計はいくらか。
答え: 2+3=5
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