世の中は「誰にでもできる仕事」であふれている
誰しも持っているであろう「他人に認められたい」という感情。わたしも例に漏れることなく潜在意識に刻み込まれています。
ここ半年間でゲームにハマっているのですが、ゲームのキャラクターってけっこう唯一無二のスキルを持っていることが多いです。敵をすごいパワーで突飛ばしたり、減速したり、自爆するけど大ダメージを与えたりとか。
しかし、現実世界を考えると、唯一無二のスキルを持っている人なんてそうそういないでしょう。会社という組織を考えると、代わりがいるから安心して休めるわけで、それが集団の強み。
個人事業主や個人病院の場合は、社長さんや院長先生がいないと成り立たないとはいえ、消費者目線で見ると別に同じような商店は探せばどこにでもあるわけで、病院だって親しみやすさなどを除けば代わりはいくらでもあります。
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それでもなぜか人は、いいやわたしは、「自分しかできない仕事」を求めてしまう。今は文章を書いて稼がせてもらっているものの、言ってしまえばライターなんてタイピングさえできれば誰でもできます。資格も学歴も必要ありません。
小さな世界では「唯一無二」の存在になれたところで、社会全体を見るといくらでも代わりや上位互換がいるこの世の中。強いて言えば、何かの業種で人間国宝と呼ばれるくらいになれば違った話かもしれません。
そこには努力と生まれ持った適性や才能が関わってくるため、なろうと思うだけでなれるものではないでしょうけどね。
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あとは芸術家でしょうか。唯一無二の存在になるチャンスはあると思います。ただ、それで食べていけるかは違った話ですし、ひねくれて考えれば「〇〇派」みたいにジャンル分けされる可能性もあるので、結局はどこまで自己満足できるかの世界かもしれません。
わたしを含める凡人はみな、「世の中は誰にでもできる仕事であふれている」と割り切るしかないでしょう。上ばかり見て人と比べても病むだけですし、下ばかりみて優越感に浸るのもアホらしいです。
偉そうなことを言いたいわけではなく純粋に、本なんかもだいたいは同じことばかり書いてありますよね。自己啓発本しかり、参考書しかり。
Web系の記事も同じで、わたしが今書いているようなことだって検索すればいくらでも出てくるでしょう。読んでしまうとこのnoteを投稿できなくなるので、あえて検索しませんけども(笑)
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人と比べて一喜一憂するのではなく、他の人生における楽しみを見つけたいなと思う今日この頃でした。
小さい頃から「テスト」「受験」「部活」「業績」「年収」などなど、「競争=他人と比べる」ことばかり身についてしまっています。それが生き物の前提と言われたら確かにその通りでしょうけど、別の楽しみ方だってあっていいと思うんですよね。
すみません。今のところ、この先に結論はないです。
まあ、「こんな仕事誰にでもできるから」と落ち込むのではなく、「誰にでもできるけど、自分もこなせてよかった」くらいに捉えることはできそうです。人生のテーマだなぁ。
【追加】
書いてから少しして、子育てなんかは唯一無二に近いのかなと思いました。経験したことがないので何とも言えませんが、割と近くにヒントがあるのかもしれませんね。
いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)