糖質を食べたら太るはウソ
ゆうまです(^^)/
夏が近づき、ダイエットを始める方が増えてきました。
ぼくが運営する、プライベートジムIVYでも、ダイエット目的で
入会される方が、非常に多くいらっしゃいます。
ただ、一つ気になることがあります。
それは、、、
「糖質を食べたら太る。」
と、このように勘違いしている方が、ほとんどだということです。
実際に、IVYでは、お米を軸にしたダイエットを提案しているのですが、
「本当にお米を食べて痩せられるの?」
と、99%質問されます。
やはり、TVやSNSの影響で、糖質制限がダイエットの主流になっているため
に、このような考えが広まってしまっているのだと思います。
そこで今回は、「糖質食べたら太る」は誤解だということについて、
解説していきます。
糖質を食べるのが不安。という人は、
是非この記事を最後までご覧くださいね(^^♪
糖質とは
糖質って、そもそも何なのでしょうか。
学校の授業で、一度は習ったことがあるはずですが、
専門家でない限り、きちんと説明できる人は、少ないのではと思います。
糖質とは、お米、パン、パスタといった、炭水化物に
多く含まれる栄養素のことで、主に身体を動かす時の
エネルギー源や、脳みそで利用されます。
よく、炭水化物と糖質はごっちゃにされてしまいますが、正確には
「炭水化物 = 糖質 + 食物繊維」
であることを、是非知っておいてください。
糖質の種類
お米、パン、パスタと、糖質を含む食べ物はいくつもあります。
ただ、「糖質=太る」と思い込んでいる人は、お米もパンもパスタも、
同じ「糖質」として、一括りしていることが多いです。
実際に、
「お茶碗1杯のお米は、角砂糖14個分に相当する。」
なんて言われたりもしますよね。
しかし、これは大きな間違いです。
というのも、お米と砂糖では、糖質の種類が全く違うからです。
糖質の種類が違えば、身体の中での使われ方も、当然違います。
ここで、分かりやすいように、糖質の種類と使われ方をまとめておきます。
単糖類
〇ブドウ糖(グルコース)
果物や野菜などに含まれる。脳や身体を動かす際の
エネルギー源として使われる。また、筋肉や肝臓で蓄えることができる。
〇果糖(フルクトース)
果物やハチミツに多く含まれる。素早くエネルギー源になる代わりに、
余った分は全て中性脂肪として、蓄えられる。
二糖類
〇ショ糖(スクロース)
砂糖のこと。ブドウ糖50%果糖50%からなる。つまり、砂糖を多く摂取する
ことは、果糖を多く摂取することに繋がる。
多糖類
〇デンプン
お米や芋に含まれる。ブドウ糖が数多くくっついたもの。デンプンを
ブドウ糖にまで分解する必要があるため、消化吸収が比較的ゆっくり
行われる。つまり、糖質の中でも太りにくい種類だということ。
糖質が脂肪に変わるまで
「糖質は余った分が脂肪になる。」
なんて言われたりもしますが、実際、どれほどの量の糖質を食べると、
脂肪になってしまうのでしょうか。
糖質が脂肪に変わるまでの、流れをまとめてみました。
①脳で1日120gの糖質が消費される
②筋肉→肝臓→脂肪の順で、脂肪が運ばれていく
③脂肪に運ばれた糖質のうち、実際に脂肪に変わるのは、わずか30%
ざっくりですが、こんな感じです。
ちなみに120gの糖質とは、お米に換算すると、
コンビニおにぎり3個分(お米300g)に相当します。
たしかに、余った糖質は脂肪になります。
ですが、実際に脂肪になるのは、脂肪に運ばれた糖質の内
約30%しかありません。
それに、脳、筋肉、肝臓でかなりの糖質が消費されています。
つまり、糖質を食べて太るのは、非常に難しいということです。
ただ、そうは言っても、糖質を抜いたら痩せた
という人はいますよね。一体、どうしてなのでしょうか。
糖質と水はセット
実は、身体の中で、糖質1gにつき、3gの水がくっついています。
そのため、糖質を抜けば、水も一緒に身体から抜けていきます。
つまり、
「糖質を抜いたら痩せた。」
と感じるのは気のせいで、実際は、ただ身体から水が抜けただけです。
実際に、糖質を抜いたら2~3日で1㎏減ったものの、
糖質を摂りだしたら、体重が元に戻った。なんて話は良くあります。
これは、抜けた水分が戻ってきただけであって、
糖質を食べたから、脂肪がついたというわけではありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
これまで、糖質を食べるのは勘違いだ、ということについて
解説してきました。
あなたが、もしこれを読んで、
糖質を食べることへの恐怖心が、少しでも和らいだなら、
スキ&フォローをよろしくお願いします。
今回は以上!
次回の記事でまたお会いできるのを
楽しみにしていますね(^^♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?