レコードを買うこと
有限っていいなと思う。
ストリーミングは、無限と言うものだからついつい1日にアルバムを10枚もライブラリに入れたりする。レコードに換算したら、30,000円だ。
さて、この30,000円の価値を1日で消費できるのであれば、
月額500円のApple Musicはほんとうにすごい。
でも実際にはそんなことは起きない。少なくとも私には。
私は、何故かそれらの音楽に思いを馳せることが途端に苦手になる。
その後にその誰かの大切な思いが詰まった一曲一曲は、
私のライブラリの中でプラごみになってしまう。
好きなはずの音楽たちなのに、何でこんなの入ってるんだっけ?とか
締まりのないでぶったライブラリは私をイライラさせさえする。
その理由は、私がそれらを愛していないからである。
自分がお金を払った物なら必死になってその買い物を正解にしに行く。
ストリーミングを使っていると出逢いに対する
思い込み力が欠けてしまうんだと思う。
その結果どんなものにも不感症になってしまっている。
自分が好きなものたちに対して素直に愛着を持たせてくれやすく、
暖かみのあるレコードはやはりなくてはならないものだと思う。
これからも、有限な自分の“頭と財布のキャパ“と共に
音楽を楽しく聴いていきたい。
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