objcts.ioのカメラストラップを買った
ほぼ誰も聴いていないでお馴染み、一発録音でアップをしているネットラジオ『会社員とカメラの給湯室』。そこで話題にしたレザー素材のカメラストラップだが、結果としてobjct.ioの“エッセンシャル カメラストラップ”を購入した。購入品を含め3社のストラップで悩んでいたが、1番の決め手は唯一実物を見て購入することができる商品だったということだ。新進気鋭のブランドのようで、objct.ioは土屋鞄製造所の別ブランドである。そういう点でも(品質は)安定しているのではないかと思った。
購入して約2週間。ライカのM11モノクロームに付けっぱなしで使っている。最初から柔らかい革が使われているのだが、より柔くなってきて良い感じだ。ただし、革製品だけあってこの猛暑の中では熱を持つ気がする(選んだ色がブラックだからか)。その辺は、愛用しているピークデザインのほうがまだ通気性が良いかもしれない。加えて、ライカの場合は丸カンを介して取り付ける必要がある。そこは良いのだが、着脱がすぐに行えない。購入前から分かっていたことだが、これが私には少し辛い。
カメラを持って帰ってきたら、まずはストラップを外したいタイプの人間。それが私である(どうでもいい)。机の上に置くにしても棚にしまうにしてもストラップは外したい。そのため、これまでピークデザインのアンカーを利用してきた。別に本製品への不満はなく、私のマインドの問題なのでどうしようもない。現状はストラップ部分を結んで机の上に置いている。それらのマイ小言を凌駕するぐらいカメラにマッチしている気がするし、結婚式などでのフォーマルなスーツとも違和感がなかった。
よって、もうしばらくはこのまま付けたままにしようと思う。オーバーホールに出したMDaが返って来た際は、そちらに付け替えても良いかもしれない。いずれにせよ、皮革製品を主としている日本企業でカメラストラップを出している所は珍しいのではないかと思う。一般的な皮革製品と比べるとカメラ界隈は狭いマーケットなのかもしれないが、もっと参入しているブランドがあっても良い気はする。それこそ着脱しやすいバージョンとかリスト用など、もし今後があればそうした製品も期待をしたい。