![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89857391/rectangle_large_type_2_540ea94380bc91788ee09a5178ce32fe.jpeg?width=1200)
非デザイナーからデザイナーへの転職 〜入社エントリ〜
この度2022年10月に株式会社ルート(以下root)にUIデザイナーとして入社しました。
入社してからまだ1ヶ月といち早くキャッチアップをしなければならない身ではありますが、この度機会をいただきまして入社エントリを書かせていただきます。
非デザイナー職からデザイナー職への転職のために何をしたか
なぜ非デザイナー職からデザイナー職になろうとしたか
を中心に話していき、最後にrootとの出会いについて話していきたいと思います。
簡単な自己紹介
大学時代は商学部の経営学を専攻しておりましたが、金融の市場に興味があり、大手金融機関に2019年に新卒入社し、そこから3年半勤続しました。
初めは外国籍の証券管理のカスタマーサポートをやり、異動後は外国為替のディーラーを務めていました。
2年目からお客様に提供しているポータルサイトの大型更改のプロジェクトに参画したり、他にも社内のDX化のプロジェクトに参加し、PMとしてもお仕事をしておりました。
自分の働き方に対する迷い
新卒で配属された部署が自分の希望部署ではなかったこともありますが、1日の半分以上を費やしてエクセル上でのデータ管理をする働き方に不安がありました。
もちろんこのまま働いていればある程度安定した生活はできることはわかっていたのですが、10年、20年とどんどん周りと差がついてしまうのではないかと不安が募りました。
3年目に入り、自分がやりたかったこと、今後やりたいことに靄がかかり「どう働きたいのか」がわからなくなったこともあり転職を視野に入れるようになりました。
非デザイナーからの転職の壁
〜「非デザイナーはデザイナーになれない」?〜
色々と迷いながら半年間考え、情報を集めた結果、デザイナー転職を決意しました。
最初meetyで現場のデザイナーさんに未経験転職が可能なのか聞くところから始まりました。
その時残念ながらキッパリ「非デザイナーからの転職はほぼ無理だと思います。美大とか出ていないと。」という厳しい言葉を突きつけられました。
今思うと自分の取り組み(学習)をきちんと相手に伝えられれば叶えられます!
特に私が転職活動をしてきた中で大事だったなと感じた部分をお伝えできればと思います。
学習方法
学習方法に入る前に1点だけ大大前提としてお伝えしたいのが、
毎日Figma(XDでもSketchでも)触った方がいいです!
体調崩した時と選考が集中していた期間以外は毎日触っていました。
私がどのようにして学習したかについてHowとWhatの観点に触れたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1666581901593-mTtloQSquk.jpg?width=1200)
Howについてですが、私はデザインコミュニティに入りました。
未経験者がデザイナーになるためのステップやコンテンツが揃っており、さらに添削もしていただけるという学習する環境としては最適でした。
さらに自分のペースで学習することによって
![](https://assets.st-note.com/img/1666582698392-xfdBomfBV6.png?width=1200)
自走する力
コネクション作り
アウトプットする力
この3つがかなり鍛えられました。
次に何を作ったか(what)についてですが、最終的なアウトプットをベースに制作物を揃えることが大事だと思います。とにかく手を動かし、アウトプットを作ることを主眼において学習していました。
さっきご紹介したoutputをUXデザインの5段階モデルに当てはめるとわかりやすいですが、網羅性があるとデザイナーとしての特徴や考え方が見えやすくなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1666591013890-Y4GdvA5zVK.png?width=1200)
こうしたことをベースに私はポートフォリオを作成していろんな会社さんに持っていきました。
自己分析
またポートフォリオと同等に大事なのが自己分析です。
おすすめのやり方は想定問答をネットから拾ってきてそれに沿った回答を作っていく中で自己分析をするです!
![](https://assets.st-note.com/img/1666581440730-ufg85abNG5.png?width=1200)
例えば「なぜデザイナーになろうとしたか」の場合は「作ることが好きだから」と書きました。
小学生の頃、自分の部屋一式にプラレールを敷いたり、ユニット折り紙を作ったり、グラフィティをメモ帳に書いたりしていました。
他にも同じ質問に対して「ビジネスにおけるデザインの重要性を感じたから」とも書いていました。
前職でも日々デジタルプロダクトを触っていたのですが、「この画面はこう改善するのがいいんじゃないか」など感じることが多かったこともあり、自然とデザインの重要性を感じていたと思います。
こうした質問から原体験となるエピソードを深ぼりました。
実際に何度も選考を受けて感じたのが、自己分析ができていないといくらポートフォリオが良くても採用には繋がらなかったです。
rootとの出会い
最後にrootとの出会いについてお話しできればと思います。
転職を決意してから約半年以上にわたり学習をし、wantedlyで求人を探していろんな会社さんに声をかけていました。
事業会社をメインにデザインを通して事業の成長に携われるところがいいと考えておりましたが、そんな中rootという会社を見つけました。
rootは受託系のデザイン会社ではありますが、デザインの提供だけに終わらず、クライアントの組織が自走できるような組織づくりの支援に力を入れているという点に惹かれました。
そして案件によってはさまざまな業界にチャレンジすることができ、事業会社の良さと受託会社の良さを兼ね備えていると感じました。
また選考の中でrootが一番私のやりたいことに対して親身に話を聞いてくれた会社であり、ここでなら自分のやりたいことを実現できると強く感じることができました。
最終的には将来やりたいこととビジョンミッションが強く合致したことからrootへの入社を決意しました。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
私のこの入社エントリーが非デザイナー職の方々でこれからデザイナーになりたい方にとって参考になればと思い書かせていただきました。
この転職期間もっとも大切な考え方は一貫性と継続、つまり目標を定めてそこに向けて毎日手を動かしたことがだったなと思います。
今まさに転職に向けて頑張っているけど悩んでいるという方の励みになれば嬉しいです。
これからも日々の学びなどを発信できればと思いますのでよろしくお願いいたします!
現在Twitterに日々の学びなどを発信しております。
よかったらフォローしていただけると嬉しいです!
Twitter
Instagramでは現在グラフィックデザインの練習をしています。
こちらも興味がありましたら是非フォローしていただけると嬉しいです!
Instagram