周りはみんな敵だと思っていたわたしへ
わたしの住む世界は戦争状態にあって周りはみんな敵だと思っていたね。
幼稚園の頃から、クラスメートが住む世界と自分の間には薄い透明なカーテンがあると感じられていたね。目の前で繰り広げられる出来事も音も感覚も、ワンテンポ遅れて少し遠くから聞こえる感じだった。
自分の周りには鋼鉄のバリアを張り巡らし、弓や矢が飛んで侵入してこないようにいつもバリアの中で拳を構えて、身構えていた。
それなのに弓矢はガンガン入ってきて、あなたは自分の感情や感覚を麻痺させて自分自身も鋼鉄のようになることで自己防衛していたね。
たまに誰かがあなたに近づいてきても、あなたはその鋼鉄のバリアを強化することに必死だった。そして身体中の毛を逆立てて、相手の動静を睨むように見て身構えていた。そんなあなたに、みんなは不穏なものを感じて、去っていったね。
本当は世界は平和で、みんなは仲間だったんだ。みんなあなたと仲良くなりたい、困っていたら助けてあげたいと思って来てくれていたんだよね。
平和な世界に生きる今、肩こりも頭痛もなくなり胸も開いたし、目の前の景色が以前よりクリアに広がって見える感じがするよ。
世界は全て思い込み。自分でどんなメガネをつけるかで見え方は変わるよ。周りの人を敵だと思うか、味方だと思うかはあなたの自由。だけどね。あなたに敵だと思われた人は、あなたのことを快く思わないから態度を硬化させるよね。あなたに味方だと思われてあなたに笑顔で話しかけられた人は、あなたに親しみを覚えて優しくしてくれるかもしれない。
さぁ、あなたはどちらを選びたいかな?! どんな選択をして、どんな人生を歩みたいかは、あなたが自分で決めることができるよ。
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