新卒1年目が読み解く、学生の入社の決め手となる「人の良さ」とは?
こんにちは!YRK&入社一年目の「おゆいはん」です!
今回2回目のnoteを書くことになりました。
前回はたくさんの方々に読んでいただきありがとうございました(>_<)
就職活動を終えて日々働いている中で、同期や同じ新卒一年目の友人にそういえば入社の決め手って何だったの?と聞くと…
という理由をよく耳にします。
実際に私自身も入社の決め手として、企業理念と自身の価値観がマッチングしているか?ということ以外に「人の良さ」もありました。
では…学生の言う、企業の“人の良さ”とは何を指すのでしょうか。
仕事ができる人が多いから?
社員の人が優しいから?
ユーモアあふれる社員が多いからでしょうか?
そこで今回は、入社の決め手でよく聞く抽象的な表現である「人の良さ」について、企業選びを行っていた学生の目線で考察していこうと思います。
「人の良さ」を重視する理由や要素だけではなく、どのような取り組みを行うと学生に伝わるかについても紹介していきますので、最後までぜひご一読ください。
この記事は、「学生は企業のどこを見て入社を決めているのか」ということに興味のある方にぜひ読んでいただきたいと思います。
少しでも、多くの企業の学生に対する魅力づけにお力添えできれば幸いです!
学生の言う「人の良さ」とは?
では、学生が言う「人の良さ」とは何を指すのでしょうか。
「人の良さ」とは非常に便利な言葉ですが、抽象的な言葉になります。
また人によって受け取り方や何をもって「人が良い」と言えるのか認識が異なる場合もあります。
そこで、今回は私が「人の良さ」を構成する要素について独自に分析し、
『憧れ』・『近さ』・『統一感』の3つにポイントを絞って分解してみました。
「人の良さ」を構成する要素その① 『憧れ』
まず一つめの要素として「憧れ」があるのではないかと考えています。
就職後の理想像を思い描きながら就職活動を行っている学生は一定数います。私も実際に就職活動をしている中で、「社会人になったらこんな大人になりたい・こんな風に働きたい」と思い描きながら働くことにワクワクして就職活動を行っていました。
そんな中、企業と接触し社員と関わる中で、社員に対して憧れる要素がなければ、自身もその企業で働いて本当になりたい自分を実現できるのか分からなくなってしまいます。
ですが、社員が魅力発信を行っている中で、憧れや尊敬の要素があれば、「こんな人間になりたい」という考えへと繋がり、そこから「この企業では自分の思い描いている理想像を実現できるかもしれない」という思いにも繋がります。
そのため、「この人たちとこの企業で働きたい」と思うきっかけとして社員に対する憧れがあり、その憧れが「人の良さ」として学生へと伝わります。
「人の良さ」を構成する要素その② 『近さ』
ここで言う「近さ」とは、話しやすさや親近感を指します。
「憧れ」について先述しましたが、それだけでは先輩社員が遠すぎる存在になってしまう可能性があります。
それを補うのが相手を身近に感じることができる「近さ」です。
どれだけ憧れを抱いていても親しみやすさや笑顔が社員になければ、この企業でこの人たちと働きたいと言う思いには繋がりません。
企業と接触している中で、社員に対して親しみやすさがあれば、企業に対して親近感が湧き、コミュニケーションの取りやすさから企業に対しての透明性や安心感へと繋がります。
「人の良さ」を構成する要素その③ 『一貫性』
ここでは「企業で働いている社員のビジョンやスタンス」と「企業の価値観や文化」を相照らしたときの一貫性のことを指します。
一貫性があるというのは、単に同じような服装をしているとか、見た目が似ているというわけではありません。
企業としてのビジョンやミッションが明確で、社員全員が同じビジョンに向かって働いていることです。
社員が企業について語る言葉がまるでばらばらだと、企業文化との一貫性がなく、誰の言葉を信じたら良いのか分からず、自身がその企業で働くことに対して不安を抱くことへと繋がります。
ですが、社員の語る言葉や考えと企業文化に一貫性があれば、組織としての一体感が生まれます。
学生は、自身の価値観をもとに、企業文化と社員の一貫性を相照らし合わせながら、企業のことを分析していきます。
学生が「人の良さ」を重視する理由とは?
企業の魅力というものは、様々な要素によって構成されていますが、学生はなぜ「人の良さ」を重要視して入社先を選ぶのでしょうか?
「そこで働く自分の姿を具体的にイメージできるから」であると、私は考えます。
企業の事業内容などの情報は説明会などを通して社員から伝えられますが、企業の魅力発信を行っている社員の人柄や雰囲気自体も、企業選びをする上で重要な判断材料になります。
まさに、企業で充実した日々を過ごす未来の自分を描くための大切な手がかりとなっているのです。
学生に「人の良さ」を実感してもらうために
必要なアクションとは?
ここまで、「なぜ学生は人の良さを重視するのか?」「人の良さの要素」について解説をしてまいりましたが、何よりも知りたいことは、どうすれば学生に「この企業は人が良い」と思ってもらえるのか?というところだと思います。
条件を揃えるより、発信と体感が重要。
どれだけ、「人の良さ」の要素が揃っていても、学生に感じてもらわなければ採用活動を行う上で意味のないものとなってしまいます。
もちろん「人の良さ」の要素を揃えることも重要ですが、学生に発信し、実感してもらうことが重要です。
私は、魅力発信の機会を増やすことと企業全体で魅力発信を行うことが重要だと考えています。
最後にそれらの具体的な取り組みについて紹介しようと思います。
魅力発信の機会を増やそう!
昨今、インターネットの普及により様々なツールで学生は企業の情報を得ることができます。
しかし、この情報過多社会において懸念されることとしては、学生が誤った情報を得てしまう可能性もある、ということです。
当然、企業と学生との接触が少なければ学生は誤った情報の中で、企業選びの判断を行うことになり、企業の本質的な価値や魅力が伝わらないままになってしまいます。
反対に、学生と企業が接触する機会が多ければ、リアルな社員の姿に触れることや、社員自らの発信で、企業の魅力を体感することができ、「人の良さ」を直接伝えることへと繋がります。
魅力発信を行う機会や接点を増やすということは単純ながらもとても重要なことです。
企業全体で魅力発信をしよう!
次に、二つ目の「企業全体で魅力発信を行う」についてです。
魅力発信を行う機会を増やしたところで、特定の社員だけが魅力発信を行えば良いわけではありません。
企業全体で魅力発信を行うことが何よりも重要です。
一部の社員だけが魅力発信を行う場合、学生が接触できる社員は限られてきてしまいます。
すると、果たして働いている社員がみんな同じような思いなのか、
企業文化が浸透しているのかも分からない状態を生んでしまいます…。
そこで、企業の様々なレイヤーの社員が学生と接触をすることで、企業全体を知ることへと繋がり、より一層働くイメージや企業文化を実感することができます。
最後に
これまで学生が企業を選ぶ際に決め手となる「人の良さ」について紹介してきました。
「人の良さ」の定義は人それぞれでありながらも、学生にとっては重要視する選択肢の一つです。
今回の記事のポイントをまとめると…
①「人の良さ」を構成する要素を蓄える
② 学生に対する魅力発信の機会を増やす
③ 企業全体で学生と向き合っていくこと
実際にYRK&では学生に企業の魅力発信を企業全体で行っており、私も様々な社員と接触するなかでYRK&の「人の良さ」を実感した学生のうちの一人です。
今では社員としてYRK&の魅力発信を学生に対して行うため、インターンシップや説明会に登壇をしており、「人の良さ」を学生に伝えるために魅力発信を積極的に行っています。
また、人の良さを構成する要素として挙げた「憧れ」と「近さ」について若手社員が語っているものや、YRK&の「人の魅力」について内定者が書いているコンテンツもありますので、社員と内定者の語るYRK&のリアルな「人の良さ」についてもぜひチェックしていただけると幸いです。