☆22.入門の方は何を忘れたらいけないか?②
本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り
2000年から現在まで20年以上、英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら沢山の英語に関する質問に答えてきました。その経験をコツコツと書いていきますのでよろしくお願いします。
22.入門の方は何を忘れたらいけないか?②
では、英語(英会話)の中でもともと大切な、忘れたらいけないことの話を続けましょう。
今回は「be」の話に入りましょう。
英語(英会話)を勉強している方に「beの意味は何ですか?」を聞くと、よく答えられているのは「ビー動詞」なんです。
しかし「be」=「ビー動詞」で覚えても、それは意味じゃなくてただのネーミングでそれじゃうまく使えるはずがないよね。
「be」は色々な形(am,are,isなど)、そして色々な使い方があって多少複雑に見えるかもしれない。
しかし英語(英会話)入門の人には「be」=「です」で覚えたら十分です。
とりあえずこれだけ覚えれば、次の文章の中でどれが使っていいか、使ってはいけないのがすぐ分かる。
1.She is happy.
2.She is a student.
3.She is eat fish.
1の「彼女は嬉しいです」と2の「彼女は学生です」には「です」が入っているので、英語(英会話)の「be」(「she」だからこの場合は「is」になっている)を使わなければなれないだね。
しかし「彼女は魚を食べる」を言いたければ、「です」が要らなくて3は使えない(ちなみに正しく言うと「She eats fish」になる)。
「be」の正しい使い方を覚えるのはどれだけ大切かについて分かりましたか?
今日一日自分の日本語の話で何回ぐらい「です」を言っただろう?
少なくはないでしょう?
むしろ「です」よりたくさん使っている言葉はあまりないよね。
話している相手が「です」の使い方がめちゃくちゃなら、意味もめちゃくちゃなるでしょう。
英語(英会話)では「be」を同じぐらいの頻度に使っていますので、「be」=「です」は忘れたらいけない。
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