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総合型選抜でミス 11人追加合格【教育ニュース最前線】

【教育ニュース最前線 臨時増刊号】
日々報じられる教育関連情報から、教育業界への影響が大きいと思われる内容を、代ゼミ教育総研 研究員・編集チームが厳選してピックアップ。
それぞれの分析・私見を述べます。
教育・学校・入試について関心がある方々の、考えるヒントとなりましたら幸いです。


10月に行われた総合型選抜入試で、入試方法のミスがあり、11人が追加合格になったことがわかりました。

▼龍谷大学の選抜入試、英語によるプレゼンで運営ミス 受験生全員を合格に(Yahoo!ニュース/京都新聞 11/15)

▼大学からの公式発表

面接官への実施要項の配付が漏れていたため、第二次選考で行われるはずだった英語でのプレゼンテーションが実施されず、質疑応答だけを行ったとのこと。
結果的に、プレゼンテーションの点数については満点として取り扱うこととなり、11人の追加合格が出たそうです。

特別選抜の種類が増え、入試が複雑になると、このような初歩的なミスが起きるのですね。
 
それにしても、英語によるプレゼンを準備するのは、受験生にとって、とても大変だったことでしょう。
合否の分かれ目と考えていた受験生もいたはず。
結果的に、受験生は肩透かしを食らうだけでなく、大学の評価の在り方そのものへ不信感を募らせたことでしょう。

我々教育関係者も、あらためて選抜方法のあり方に思いを巡らせる機会としたいものです。

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