若い世代に日本酒を飲んでほしい!~その②~
前回に引き続き日本酒について今回もいきますよ!
今回は僕と日本酒の出会いについてです。
最初の出会い
最初の出会いは大学2年生のとき。お酒を飲めるようになり、調子に乗っていたんですかね~。悪い飲み方してました(笑)
前回の記事に書いてあることをそのままやりました。
詳しくはこちら。↓↓↓
そんなこんなで最悪の出会い方をしてしまいまして。その後は付き合いでしか飲まなくなったんです。そこに転機が訪れたのその一年後でした。
2回目の出会い
大学のゼミでの初めての飲み会のことです。ゼミの先生はなんと大の日本酒好き!毎回一升瓶をもってきて皆で飲むという恒例行事があったんです。最初は「気を付けて飲まなきゃ」と黒歴史を思い出し、日本酒を飲むのがためらわれました。しかし、一人だけ飲まないわけにはいきません。
「めちゃくちゃ美味いから飲んでみて」
騙されたと思ってとりあえず飲むと
「あれ?飲みやすい。水みたい?」もう一口。やっぱり飲みやすい。口の中に残るあの不快感がないのです。
「日本酒ってしっかり選べば美味しいのか!」この飲み会で僕の日本酒に対する気持ちは180度変わりました。ちなみにその時飲んだのが「飛露喜」です。今でも僕の中の日本酒ベスト3に入っています!なかなか出回らないお酒でそれなりの値段もしますが味は僕が保証するので是非!
更にその1年後
僕は短期で米屋のバイトを友達の紹介でやっていました。農家に行ってお米をトラックに載せるというシンプルな季節限定の肉体労働。そんなことはどうでもよくて、その打ち上げの話。(やはり酒の席)打ち上げといってもバイト仲間だけでなく、米屋の社長とバイト仲間とで飲むんです。田舎だからこういう距離の近さが良かったりもするんですね~。そんな中、社長が会も中盤に差し掛かったころ「そろそろあれ行こうか!」なんて言い出したんです。そこに出てきたのは日本酒。
「この日本酒はみんなが農家さんから集めて来たお米で作られた日本酒だよ」
と社長。僕はこの時、無性に嬉しかったのを覚えている。別に生産者でもなければ杜氏でもない。ただ、日本酒ができる過程の中に自分が関わっているということが嬉しかった。そして、自分が関わってできた日本酒を自分が飲んでいる。ほんの僅かしか関わっていないんだけれども凄い感動した。
日本酒を若い世代が飲まないのはこの「関わり」の部分がもてないから飲まないのかもしれない。今思えば、そんなことを思ってしまう。
偶然にも僕の生まれた町、学生時代を過ごした土地、そして今現在住んでいる田舎には全て酒蔵がある。これが酒蔵がない町に住んでいたらと思うと日本酒とのつながりというものは薄くなっていたのかもしれない。その土地には日本酒に関わる人がいるから日本酒が多く、美味しく飲まれる。単純なことかもしれないが関わる人が減っていたり、高齢化しているから若い世代の日本酒の消費が少ないと感じられる要因といえるのではないか。
逆に言えば、地方では若い世代が日本酒に関わることで地域おこしをできる可能性もあるのかもしれない。