ビュッフェという名の非日常
3連休の日祝の二日間、富山に旅行にきている。いま、旅行ナウである。その合間に書いている。
何を書こうと思ったが、ビュッフェにする。昨日の晩御飯でのビュッフェ思考を赤裸々に余すことなく書く。
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家族でレッツ晩御飯となり、ビュッフェ会場に向かう18時半。すでに人がわんさかいた。思った以上の混み具合、宿泊客のほぼ全員がここに集まってるから仕方なし。
まず、席に着く。
嫁と次女1歳半を残し、長女4歳と一緒にまわる。といっても兎にも角にも自分のやつではなく、長女と次女のプレートを完成させるのが先。テキトーに好きそうなやつを一緒に選ぶ。が、私としては、他の目的がある。
ファーストビュッフェアタックで会場の全体像を把握するのだ。
長女のプレートそっちのけで、どの島にどの料理があるかを頭にいれる。なんだろう、ビュッフェで右往左往する大人にはなりたくないのだ。出来る限り、まわりに迷惑をかけたくない。そのためにも全体像把握は欠かせない。
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さて、子供たちのプレートをとっとと完成させて、一旦席に戻る。次は自分のやつだ。嫁さんの分もとってこいよ、と思われるかもしれないが、嫁さんは嫁さんの好きな風にしたいスタンス。だから、ウチはこれでいいのだ。
人には人のビュッフェスタイルがある。ここは変な気遣いをせず、自分による自分だけのプレートを作ることに集中する。
ファーストビュッフェアタックである程度目星はつけている。とりあえず、サクッとワンプレートだけをつくり、はやめに席に帰還する。ここで欲張らない。たくさん取りすぎない。焦らずともビュッフェは逃げない。とっとと作って、そそくさと帰還せねば、嫁機嫌を損ないかねない。家族の機嫌なくして、ビュッフェは楽しめない。雰囲気を第一に考える。ここ大事。、
というわけで。
ドラフト1巡目は、地産特産品である。今回であれば、海鮮。富山といえば、ホタルイカ、ブリ、白エビ、ます寿司。その土地でのベタofベタをいただく。
1巡目をサクッと済ませた後は、以下こんな感じ。
ドラフト2巡目、ちょっといいサラダをつくる。普段食べないベビーリーフみたいなお洒落野菜とミニトマトをわんさか盛り付ける。普段かけないクルトンやパルメザンチーズをかけて、ここだけのサラダをつくる。
そして、普段あまり食べないパイナップルとオレンジなどのフレッシュフルーツを小皿に盛る。
ドラフト3巡目は、ホテルビュッフェならではメニューをつまむ。ローストビーフやラタトゥイユあたり、聞いたことない名前のメニューもおいしそうだったらとる。
今回のホテルでは、牛肉のみを使ったミニハンバーガーをライブでつくっていた。具材は、肉とチーズとレタスだけだったが、ビュッフェのサラダ、ローストビーフ、特製ソースを使い自分なりにカスタマイズして食った。
そして、締めは、麺かカレーである。これまたホテル特製のパターンが多い。今回は、ベタもベタに富山ブラックのラーメンを頂戴した。
最後にデザート。これはもうケーキ一択。正直、お腹はパンパンだし、別にいらないのだが、コーヒーは飲みたい。そして、3口くらいで食べられる小さいちょうどいいサイズのケーキを目の前にして、無視できるほど私は大人ではない。
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振り返ってみると最低4〜5回は、ビュッフェをウロウロしていることになる。一回である程度食べる量をとるのが大人でカッコいい気もする。
しかし、私は、それなりのマナーを守りつつも自分の童心を甘やかしたい。やはり、ビュッフェでウロウロするのが好きなのだ。
大事なのは、ビュッフェという名の非日常を味わうことである。非日常をMAXに高めてこそビュッフェである。
ビュッフェとはそういうものだ。
ビュッフェ万歳。
ありがとうホテルビュッフェ。
・こぼれ話
いま、帰宅即お風呂ナウ。
22時15分である。
湯船につかりながら投稿。