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【雑感】日本の労働と雇用の経済学について

最近、読書の領域が偏っていたため、経済学寄りの領域についても、
広げたく、以下を購入。


個人的な趣味嗜好のため、メモ的に残す。
概念的なものに、変数を置き、モデリングしていく知識や頭の使い方が必要な学問だと改めて。

⚪︎労働と雇用の話は、労働”市場”であること

 ・製品市場と構造としては、同じ。
 ・人の労働サービスと、賃金を交換している市場であること。
  ー供給過多になれば、賃金は下がる
  ー供給不足になれば、賃金は上がる。

⚪︎労働市場の特異性は、以下。


 ・労働サービスは、個人と不可分。製品市場とおなじで切り離せるものではない。
 ・労働サービスは、可変であること。労働者の状態によって、パフォーマンスが変わる
 ・労働サービスは、在庫が持てないこと。

⚪︎労働市場の機能分析


 ・供給されている労働の量と賃金で均衡となる
 ・欠員が出ても、労働サービスが獲得できない場合は、賃金水準とずれる
 ・外部労働市場と内部労働市場がある。
 ・社内労働市場が形成され、日本は転職回数の少なさから一定機能。

⚪︎メモ


 ・細かく見ていくと、そうなっていないこともあるが、大まかにモデル化したもの
 ・賃金水準と労働量が均衡していない、均衡していたが崩れると言うことがある
  ・早期に均衡に促す必要があるのかもしれない。
 ・労働サービスを獲得したい、具体の企業でいうと、賃金と労働サービスが妥当な水準で求人出せているか?というのは何によって把握できるのか。
 ・意外と客観的なデータを第三者的に提供する機能が市場にない気もする。
 ・労働サービスが獲得できない欠員が続いた時に、何が悪いのかが捉えきるのが難しい。


提供者と供給者が、特定の商品、サービスを交換していく市場に関わるビジネスを見ていくと、何か共通のヒントがあるかもしれない。

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