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【テーマ別書籍紹介】"ただただ"知的好奇心をくすぐられたい人向け 7冊

■概要

次に読む本をどのように普段、探しているだろうか。

書店をぶらぶらしながら本を探す、尊敬する友人からお薦めの書籍を
聞いてみる、ネットサーフィンをしながら、次に読む本を探してみる。

「次に読む本を探す方法」は、幾通りもある。
だが、いつも行くような同じ書店、同じような人が紹介する書籍を手に取ると、自然と読む書籍の系統が偏ってしまうことはないだろうか。

・読書するカテゴリーがマンネリ化してきた
・純粋に知らなかった事を知ることができるという喜びを味わいたい
・実利的な読書から、一休みできる本を探している
・夜更かしをしてしまうくらいワクワクしながら、読書したい。

今回は、上記のような方向けに、
1年間で"多分"100冊以上書籍を読んでいる僕が、純粋な好奇心をくすぐってくれる書籍をまとめてみました。

年末年始などのゆっくりと時間が取れるときに手に取って読んでみるのが、お薦めです。

※ちなみに、「専門領域を越境した知識/経験を持つ事」は、短期的には実利はありませんが、中長期的には非常にメリットがあります。

専門領域を越境した人材は、あらゆるところで、革新的な発想やアイデアを持つことができる可能性が高いと言われています。

なぜ専門領域を越境した人材が、革新的な発想やアイデアを持ってこれるのか等については、興味がある方には最後の関連書籍もお薦めです。

■書籍紹介

①働かないアリに意義がある

生物の世界でも、会社の中でも、どんな組織の中でも、一定の割合で、「働かないアリ」が発生するといいます。

そんな一見迷惑にみえる「働かないアリ」には知られざる機能/意義があります。アリという世界の話ですが、人間社会にも通じる部分があるのかもしれません。


②はじめての編集

「編集」という言葉について、歴史を遡り分析している書籍です。
「中世の協会は、今のGoogleであった」など、ん?どういうこと?という表現に、知的好奇心をくすぐられます。
編集という行為を定義し、編集とは本質的にはどういう事なのかを
考えさせられます。

③選択の科学

世の中は、「人生の選択肢が多ければ多いほどよい」という方向に進んでいます。「お見合い結婚から、自由恋愛へ」「大工の子は大工ではなく、自由な職業選択へ」そんな中で、「選択」という行為を緻密に分析し、世の中の常識に一石を投じる書籍です。
人の意思決定に、選択の数は多ければ多い方が良いのでしょうか。
選択という一つの行為を深堀していきます。

④一流の頭脳

人間の行動を分析する書籍は多くありますが、
本書籍では、人類が誕生した時の外部環境から、「脳の仕組み」を解説します。また、「いかに運動が脳に良い影響をもたらすか」をわかりやすく整理しており、脳の成り立ちと構造、普段の行動について理解が深まる書籍。

⑤世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史

今は当たり前である「水道水が飲めること」、「エアコンがあること」が、どのように発明され、世の中へ広がっていったのでしょうか。
また、同時代に発生した発明が、他の発明にどのように影響を与えているのか、その「発明の連鎖」がどのように発生したのかを歴史を紐解きながら、述べています。

⑥アーキテクチャの生態系: 情報環境はいかに設計されてきたか

「2チャンネルは「ムラ社会の閉鎖性と都市の匿名性を実現している」
「常連が内輪ネタで盛り上がる仕組みを作りつつ、新規客でも楽しめる設計がしている」
などの社会学的なアプローチを用いて、WEBサービスを分析している書籍。いつもとは違う視点で、WEBサービスの設計を考えでき、面白いです。

⑦フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

「音楽」「書籍」等のこれまで物理的な製品として売買されていたものが、デジタルなデータで表現され、無料で提供される世界。
そのような世界で私たちはどのようにサービスを設計すればいいのか、
「ロングテール」という概念を作ったWiredの編集長が、
「フリーミアムモデル」の可能性について述べています。

■その他

異業界から発想やアイデアを持ってくる
「アナロジーによるイノベーションの可能性」について
興味がある方は、以下の書籍も読んでみると面白いと思います。

「アナロジー思考」

「戦略読書」


■おまけ


蛇足ですが、本好きな方は、ぜひ騙されたと思ってKindleでの読書をすることをお勧めします。ちなみに僕は、Kindleを手に取るまでは本はやはり紙じゃないと、、、抜かしていましたが、いざKindleを使うと電子書籍にシフトしました。
理由としては、以下。


・部屋に書籍がたまる事へのストレスからの解放
・引っ越しや掃除が楽になる
・通勤や旅行などの外出時に Kindle1つのみで複数冊楽しめる
・紙を再現したような画面になっており、目が疲れない
・電子版の方が書籍が数百円安い場合が多い。



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