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THE MUSIC

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音楽全般に関する投稿をまとめています。
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Luck and Strange デヴィッド・ギルモア

デヴィッド・ギルモアのNewソロアルバム、いぶし銀の渋い作品です。 「On An Island」「Rattle That Lock」と流れ的には変わりませんが、今回のハイライトはやはりこの曲でしょう。 Between Two Points (with Romany Gilmour) 娘さんがボーカルをとった一曲。 ギルモアの声も好きだけど、こんな声の女性ボーカルで1枚作って欲しいと思わせる、いい曲です。 ピーター・ガブリエル(ft. Kate Bush)の「Don't

私を魅了したギタリスト10選 その2

この記事、『その1』からだいぶん空いてしまいましたが、残り5人を紹介します! 6. スティーヴ・ハウ(Steve Howe) YesやAsiaのギタリストとして有名です。 こちらでも少し触れています。 ハウのサウンドやプレイスタイルはハードロックやヘヴィメタルとはかなり異なるアプローチであろうかと思います。 トラディショナルなテイストをロックに還元し、かつオリジナリティを多分に感じさせるフレーズを生み出しています。 彼のプレイで特に好きなのは『Siberian Khat

変拍子とドラム

昨晩、寝る前に何気なくYouTubeをいじっているとこんな動画が! DreanTheaterに復帰したマイク・ポートノイが、あのToolの大曲をカバーするドキュメントということで、30分、観てしまいました。 と言っても曲が12分なので練習風景は半分くらいですが。 でもトータル6時間足らずでこんな変態曲をカバーしてしまうマイキー、やはり凄い。 ドリムシ復帰後のアルバムもレコーディングは終わったらしいので、こちらも楽しみです。

私を魅了したギタリスト10選 その1

私は自作曲を公開しているギタリストですが、そんな私が個人的に選ぶギタリスト10人を紹介したいと思います。 バンドとはまた違った側面で、音楽を聴く楽しみの一つとして注目していただければ幸いです。 1. デヴィッド・ギルモア(David Gilmour) Pink Floydのギタリストであり、私のプレイスタイルに強く影響を与えた一人です。 フェンダーのストラトキャスターをメインギターとし、ブルースが基本スタイルですが、何がそれほど魅力てきなのかというとズバリチョーキングの使

ギブソン レスポールを買う。【Adam Jones Les Paul Standard】

今回はギターのお話です。 10年ぶりに新しいエレキギターを買ったので書きたくなりました。 購入したのはGibsonの『Adam Jones Les Paul Standard』です。 日本では2022年春頃に出回っていたようです。 このモデルはToolのギタリスト、Adam Jonesのシグネチャーですが、2年前にCustomが出ていますので、いわゆる廉価版にはなります。 しかし、Gibsonなので、それなりのスペックを維持しており、とても満足のいく音でした。 更に今年の

YAMAHA SLG200S CRB

部屋で気兼ねなくアコギが弾きたい。 ということでヤマハのサイレントギターを本日、購入した。 どのくらい消音性があるのか確認したかったので、ネットではなく楽器店へと足を運んだ。 といってもギターは基本的にネットでは買わない。 同じ型番でも一本一本違うもので、生き物だからだ。 高額だから安心、ということもなく、その店での扱いによっても状態が変わってくる。 さて、このサイレント系の楽器、今では多くの種類が発売されている。 YAMAHAは大手なので安心できるし、ノウハウもしっかり

#スキな3曲を熱く語る 青春編①

青春編では小中高時代に思い出として残っている曲をピックアップしたいと思う。 この時期は姉や友人の影響が大きい。 ちなみに親は演歌好きだったので大した影響はない(笑) その1 飾りじゃないのよ涙は (中森明菜) 1984年 当時私の友人界隈では小泉今日子か中森明菜かで別れていたように思う。 明菜派は自分だけだっただろうか。皆キョンキョンが好きだった。 影のある明菜を小学生で好きになった自分、その後の成長を考えると何となく分かる気がする…… しかしこんな暗い曲が多いのにレコ

女性ボーカルから3曲 #スキな3曲を熱く語る

この企画、ジャンル別に1記事でもよいのではと思う…… あと、年齢を重ねるほどに曲との出会いも増えるので、それも考慮しつつ2つ目の記事を書くのであった。 1つ目の記事はコチラを。音楽との出会いはこちらの序章を参照。 ということで今回は女性ボーカルから3曲をピックアップしてみた。 その1 Building A Mystery (SARAH McLACHLAN) 1997年このSARAH McLACHLAN(サラ・マクラクラン)は私が京都へ引っ越した25歳くらいのときに知ったア

プログレッシブロックから3曲 #スキな3曲を熱く語る

序章 音楽との出会い 私は中学3年の受験期に、どうしてもやりたくてギターをローン(小遣いの前借)で購入した。 楽器を手にする前と後では、特に音楽の聴き方が大きく変わったと思う。 まず、楽器に興味が出る前はボーカルものであればボーカルしか耳に入らなかったし、リズムについても無知に等しかった。 親族の中に音楽に造詣のある人でもいれば違ったのだろうが、残念ながら誰一人いなかったのだ! 私が音楽に興味を持った理由はゲーム音楽だった。 当時はドラゴンクエストが大好きで、CDに付属す

Dream Theater "Breaking The Fourth Wall"

久しぶりにライブが観たくなり、Blu-rayを起動した。 Dream Theater 『Breaking The Fourth Wall』の当時(2014年)の資料にはこのように紹介されている。 現シーンを代表するプログレッシヴ・メタル・アクト:ドリーム・シアターが、最新ライヴ映像作品を発表! メンバーの母校でもあるバークリー音楽大学のオーケストラとコーラス隊をゲストに迎えた、貴重なライヴ映像を捉えた作品の登場です! 特別な編成でのライブで、ボストン・オペラ・ハウスとい

Distance Over Time DT14th ALBUM

DREAM THEATERのニューアルバム『Distance Over Time』が2/22に発売された。 今回の特徴はリリース前からの動きからもうかがえる。 レーベルの移籍をしているが、これは特段珍しいことでもない。 前回のアルバムから3年、その間に音楽業界で重要なポイントとしてはストリーミングサービスの拡大であろうと思う。 DREAM THEATERもまた各ストリーミングサービスに作品を提供している。 私が使用しているのはSpotifyだが、アップルでもラインでもメジャー

PINK FLOYD Play List

PINK FLOYD My Spotify Play List https://open.spotify.com/user/trvwj5bu7okblljm9swar1u33/playlist/1UxdwvU7iZDf9spyRgqdvM?si=PneWIRs2RauGhvC9_D11PA

PINK FLOYDにまつわるエトセトラ

note初投稿は自分に与えた影響力として一番大きなアーティストにしたいと思う。 それがPINK FLOYDだ。 あくまでノン・リアタイの私なりのイメージとして書きたい。 60年代後半~70年代初頭に一つの形式を見出したプログレッシブ・ロックの代名詞として語られる彼らは、私がその存在を知ったとき(1994頃)にはすでにロジャー・ウォーターズが脱退しており、デイビッド・ギルモア、リック・ライト、ニック・メイソンの3人編成でかろうじて活動をしていた時代だ。 彼らの代表作品は時期によ