Dream Theater "Breaking The Fourth Wall"
久しぶりにライブが観たくなり、Blu-rayを起動した。
Dream Theater 『Breaking The Fourth Wall』の当時(2014年)の資料にはこのように紹介されている。
現シーンを代表するプログレッシヴ・メタル・アクト:ドリーム・シアターが、最新ライヴ映像作品を発表!
メンバーの母校でもあるバークリー音楽大学のオーケストラとコーラス隊をゲストに迎えた、貴重なライヴ映像を捉えた作品の登場です!
特別な編成でのライブで、ボストン・オペラ・ハウスという場所も素敵。
このライブで何度も聴く曲がある。
『Scarred』~『Space Dye Vest』の流れだ。
1994年発売の『Awake』の最後を飾る2曲であり、とても壮大でドラマチックだ。
当時のメンバーからはキーボードのケヴィン・ムーアがいないが、その後デレクを挟んでメンバーになったジョーダン・ルーデスは前任者を凌駕するプレイヤーだと個人的には思っている。
この2曲は特にキーボード(シンセ)のメロディが耳に残る傑作だが、ジョーダンのいいところは彼らのいいところをしっかり分かっており、下手なアレンジはしない。それでいてジョーダンの音であり、フレーズになっている。凄い。
『Space Dye Vest』のエンドソロはオリジナルではキーボードソロだが、それをこのライブではギターに変えている。
これはよいアレンジだと思うし、J・ペトルーシの泣きのギターがさく裂する。
普段はSpotifyで音だけを聴いているが、無性に映像が観たくなったのだった。