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浄水器から学ぶ「今でしょ!」思考

僕は先日浄水器を買いました。
そもそもなぜ浄水器を買うことになったかというと、ネットビジネスや健康のことを勉強している中で、「自分が思うよりも水は飲まなけらばいけない」ということを学んだからです。
僕は専門家ではないので詳しいことはよく分からないですが(笑)、僕の体重であれば1日に4リットルくらい飲んだ方がいいそうです。
いいそうです、というレベルで浄水器を買ってしまうのが僕の恐ろしいところではあるのですが、人生とは不思議なもので、興味のある時期に興味のある資源や物はやってくるものです。(いや、恐らく意識するようになっただけですねきっと)元々僕はよく水を飲むので、ミネラルウォーターを買っていました。格安で2ケースくらい注文したり、ストックがない時はコンビニやスーパーで仕方なく買ったり。
その時に思うんです。「二度とこんな重たい買い物はしたくない」と。
でも、僕は基本的にマメではないし、むしろ少し抜けているところが多い人間なので、当然のようにやってしまうんですよね。2週間後にはスーパーで2リットルの水を2本買おうか3本買おうか迷っているわけです。「二度とこんな思いしたくない、次こそ買い忘れないようにしなくちゃ」と思いながら。

ここで大切なポイントは、これまでの僕は「だらしない自分をどうにかしよう」と思っていた点です。
「いつかは変われる、しっかりした自分になれる」と幻想を抱いていたわけです。
お察しの通り、僕は今でも絶賛抜けまくりです。
今だに出かける時は家の鍵を探すし、自転車に乗ろうとして鍵を忘れたことに気がついて、取りに帰るなんて当たり前。車で出かけて電車で帰ったことがある男ですから、中々のものです(笑)。
僕がマメできちんとした人間になるよりも、そもそも水をカクヤスで注文し忘れても問題ない状況を作ることの方が、よっぽど現実的なんですよね。

ここでネットビジネスを勉強している中で出会った「ジェームススキナー」さんの言葉が刺さります。
「〇〇したいなー」「いつか〇〇になれるといいなー」では、何も解決しないし何者にもなれないという言葉。彼は「本当に自分が求める未来があるのであれば、願うだけではなく、"決断"をしなさい」と言います。
つまり、「もう辛い思いをしてペットボトルを持って帰るのは嫌だな、気をつけよう」では決意が足りなかったんです。
「私は重たいペットボトルを持って帰ることは、自分自身認めないし、今後そのようなことをすることは二度とない」。スーパーの帰り道、重いペットボトルを持って歩きながら僕はそう決断し、誓いました。
そんなタイミングで、とても性能の良い浄水器を紹介してもらったんです。紹介してくれた友人はこう言いました。「水って1リットルや2リットル飲むぐらいじゃまだ足りないらしいんだよね、どうやら」と。僕は水や健康について勉強をしていたので、すんなりと話が入ってきます。
その時の僕は、もうウォーターサーバーか浄水器を買うマインドになっていたので、前のめりで話を聞きました。
結局、ランニングコストを考えて、友達が紹介してくれた上質な浄水器を買うことに決めました。

さて、ここからが大変でした。
僕は、ご紹介した通り肝心なところが抜けているので、その浄水器がそもそも家の水道口に取り付けられるか調べないまま買ってしまったんです。
いざ浄水器が家に届いて取り付けようと思ったら、どうやっても付きそうな気配がないんですよね。
(そんなん知らねーよ。聞いてねーよって)何度も呟きましたが、僕がいくら嘆いても浄水器は付いてくれません。
僕は別日に電気屋さんに行き、「ちょっと聞いてくださいよ〜」のテンションで店員さんにお話を聞いてもらいました。店員さんも冷たいもので、「お客様のシャワーヘッドの型番わかります?」って。
(そんなん知らねーよ)って思いましましたが、「どこどこのメーカーです」と答えました。「型番が分からないとちょっと、、」と言われたので、この日に解決するのは諦めて、別日に型番をメモして電気屋さんに行きました。
改めて店員さんに型番を伝えると、「このタイプは確かに取り付けられないかもしれないですね、シャワーヘッドをまず交換してから浄水器をつけるという流れになるかと」と。ようやく話が進みそうな展開に。「どれを買えば付けられますかね?一番安いので良いんですけど」と僕。
「取り付ける浄水器のメーカーと型番は何になります?」と店員さん。
青ざめる僕。
(お前、まさか、浄水器の型番メモってきてねーワケねーよな)な顔の店員さん。
結論、ネットで調べられたので事なきを得ました。

ちなみに僕はその日、ペットボトルで水を買って帰りました(笑)
もっと早く取り付く予定だったので、いきなり大事な"決断"をひっくり返してしまいましたが、まぁ、今回は特例ということで。

僕は取り付けや配線のことを考えるだけで鬱になりそうなくらい苦手なので、電気屋さんで取り付けサービスもお願いしました。
まずは水道口を交換してもらって、別日に浄水器取り付けの人が来てくれるという流れ。
浄水器だけの予定が、水道口の購入、取り付け工賃、出張費など、思わぬ出費が重なって大人泣きしそうでしたが、今は水を注文することも、注文し忘れることも、重いペットボトルを買うこともなくなりました。ペットボトルのゴミが出ないので綺麗だし、ランニングコストは激安なので、今後かなりの節約になります。

快適な毎日を過ごす上で、これは僕にとって大きな変化です。
結局"決断"をしてから実際に浄水器が取り付くまで、1ヶ月ほどかかりました。正直、何度も電気屋さんに通ったり調べたり、面倒でした。
"決断"をしていなければ、「まぁ今週はカクヤスで頼むか」となっていたはずです。
そしてこの"決断"は、この先一生分の水に対してのストレスを解消してくれました。僕は10年後も20年後も重たい水を買うことはありません。

最初は面倒だけど、システムさえ整ってしまえば、その後が楽なものってまだまだありますよね。
例えばユーザー辞書とか。
僕は会社員ではないので、そんなにたくさん打つ方ではないかもしれないけど、今朝ふと思いました。
「お世話になっております。〇〇です。」「今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」「引き続きよろしくお願いいたします。」って、一生であと何回タイピングするんだろうって。
人生分に引き伸ばすと丸1週間ぐらいやってんじゃないの?って(笑)
浄水器を取り付けるより100倍楽なはずなのに、まだやってなかった。
そして、成功者とかデキる人って大抵やってるんですよね。
「ドキッ」とした人、やってくださいね。すぐに!!(笑)
きっと他にも、日常はそんなもので溢れているはずです。どうせやるなら「今」ですよね。

人はそんなに強くないので、ついつい目先の楽なものを選んでしまいます。
自分との約束、鉄壁の"決断"の力を借りてみるのはオススメです。
そして何か商品を買い換えるときは、ちゃんと型番をメモしてから行くようにしましょうね。僕みたいになっちゃうので。
記念すべき「note」初投稿でした。後までお付き合いいただきありがとうございました!

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