トランプ現象の解説でなるほどなと思った事
トランプ氏がアメリカ大統領選に勝利した場合、トランプ氏の掲げる外交政策アメリカ第一主義が原因で、ウクライナが見捨てられ、ロシアに対する抑止力の低下を招き、ロシアによる旧ソ連構成国への本格的な軍事侵攻を招いて第三次世界大戦になる危険性が高まるとか、中国による台湾への軍事侵攻が発生して、日本も巻き込まれる形で中台戦争が発生するとか、様々な懸念が指摘されており、また、その路線故にアメリカが超大国の地位を喪失し、地域大国の一つに転落するとの予測もあるわけですが、トランプ氏が勝利しましたね。
冷静に見ればアメリカが超大国の地位を喪失すればアメリカ人が損をするわけで、トランプ氏の路線は中長期的には国民の生活水準の低下を招くと考えられるわけですが、何故、そのような人を大統領に選んだのかな?ということが疑問で仕方がないわけです。
しかし、アメリカ国民は政治のプロが嫌だった、だからトランプを選んだ、という解説は、なるほどなと思いました。
別にアメリカに限った話ではありませんが、大統領になろうとすると、上院議員を経験しないといけないとか、州知事を経験しないといけないとか、インナーサークルに入って競争をして、民主か共和の大統領候補の指名選挙に出馬して勝ち、大統領候補にならないといけなくて、その頃にはどれだけ熱意や情念があって大統領を志した人だったとしても、単なる「典型的なワシントンの政治家」になっていて、政治的な主張の幅が非常に狭い、プロの政治家になっている。
で、アメリカ国民はそういうプロの政治家が嫌いだったから、黒人のオバマを大統領にしてみたが、それでも「変わらないじゃないか」という話になって、トランプみたいなタイプの人物が大統領になるに至った。
そういう流れらしいです。
実は「ああこれ、よくわかるわ」と思ってしまったわけです。
これ、日本も同じじゃないですか?
俺ずっと創価学会のことを書いてるけど、みんなどう思う?
「何で政治家は創価学会の問題に触れないんだ!(?)」って思わない?
特に旧民主党なんて、選挙で候補を立てる度に、ストーカーされて、嫌がらせされて(動物の死骸の投げ込みや脅迫行為、恫喝行為)、中傷やデマを垂れ流されて、出鱈目の限りを尽くされてきてるわけですよ。
そんな事されて、あいつらの異常性知ってるのに、何で黙ってるの?って。
民主党は2009年に政権交代して、創価学会潰せるチャンスあったのに、潰さなかったよね?しかもその後には公明党が自民との共闘関係を解消して、民主と連立政権を汲もうとしているだなんて噂まで流れた。
結局、流れ見てると、旧民主の創価学会追及って、単に公明党が自民党と連立組んでいるから攻撃していただけで、自民を見限って民主につくんだとしたら、学会被害者達から散々話を聞いて、創価学会の嫌がらせの異常性、脱法性、犯罪性を承知してる癖に、不問に付して、寧ろ自民と同じで警察まで絡め取って創価学会の先兵として利用する事を容認する気でいたんじゃないか。
そういう疑念を持たざるを得ないんだよね。
そこまでして選挙に勝ちたいの?
選挙に勝てればカルトでも被害者いても見逃すの?
被害者見殺しにするの?
だとしたらあんたらとカルトの違って何よ?
共犯者に見えるよ?
実際俺、旧民主系の人から、確か2014年頃だったと思うけど、信じられない事を言われた事がある。
「(創価学会からの嫌がらせは)政治闘争なんだから敵対者からやられる事は少々のことなら黙んして耐えるしかないよ」
正直、その発言聞いた時には「このキチガイ何言ってんだ?」って思ったけど、面識もない学会員を何百人、何千人と動員されて組織的にストーキングされる事も、ガスライティングを含んだ異様な嫌がらせされる事も、中傷やデマを垂れ流されて、地域から追い出されそうになったり、職を奪われたりしそうになるのも、政治闘争なんだから、それくらいの凄惨な被害に遭ったとしても仕方がない、耐えろと言ってるわけです。
被害者達がいつ創価学会の奴らと政治闘争なんかしたよ?
創価学会の奴らが被害者の事を都合が悪いと考えて社会的に抹殺しにかかってるだけだろうが。
それなのに何が耐えろだ!
ふざけるな!!
と思ったけど、なんか、民主系でも親創価学会系の議員らの人権に対する感覚って、所詮、こんなもんなんだな、とは思った。
別の人から聞いた話では、創価学会の問題を突っ込んで追及していた議員達は、異常な嫌がらせを受け続けて、精神的に参ってしまい、もう二度とあいつらには手を出したくないと思うようになってしまった、という話で、結局、創価学会の異常性に屈して黙ってしまったということらしい。
多分、組織的にガスライティングやられて、地域住民らが創価学会に加担して議員と議員の周辺の人達に徹底的に嫌がらせとストーキング、ガスライティングを実行して、心を圧し折って反抗しないように手懐けたんだと思う。
気の毒だと思うけど、多くの人がそういう被害に遭ってるって事、わかってますか?
議員はまだいいですよ。議員の地位があるんだし、創価学会側も滅茶できないから。
何もない一般人は、文字通り、自殺に追い込まれたり、精神障害を発症するまで嫌がらせされたり、精神障害にでっち上げられて社会的に抹殺されたり、犯罪を起こすように誘導して、傷害事件やその他の犯罪を起こさせて、学会が裏で蠢いていた事実を隠蔽して人潰ししてるわけです。
こんな奴ら自衛隊投下して殲滅しろよ、って思いますし、普通の国だったらとっくの昔にそうしている筈なんですが、そうはなっていないから、こんな異常な事をやっている奴らが潰されもせずに未だにのうのうとのさばっているという、異常な状況にあるわけです。
統一教会問題とか見てて思ったけど、テレビつけると、統一教会に借金してまで億単位の寄付をさせられただの、その金を返さなくていいように教団側が小細工していただの、2世や3世が痛めつけられただの、酷い話が延々報道されていて、ツイーターを見れば、狂信者の統一教会信者がカルト丸出しで殺意と敵意剥き出しの攻撃的で頭の逝かれたツイートをしまくっていて、こっちは学会員の狂った奴散々見てきてるから、ああ、こいつらも殺害予告して喧嘩売りまくってる狂った狂信者の学会員共と同じだわと思って見てたんだけど、そういうツイートが大量に出てきて、カルト信者の異常性を知らない人たちは、確実に引いてるだろうなって状況になったわけです。
なのに政治家は「統一教会を潰します」と全く言わない。
「日本版反セクト法を制定します!」とさえ言わない。
明らかに関係してる創価学会の問題にもだんまり。
こいつら一体、どこを見て政治してるの?
誰の為に政治してるの?
国民の為に政治してるんじゃないんかよ!!!
俺はそういう憤りを持ったし、同時に、政治に失望もした。
でもさ、政治が動かない限り、創価学会の問題も、統一教会の問題も、絶対に解決できないって事もわかってるわけよ。
だってこの国、法治国家だから、自力救済権を殆ど全否定してるわけよ。
例えば創価学会の被害に遭った人達が、協力者まで含めて組織か団体作って、空手、柔道、ボクシングとかを全員で習って身体作りして戦える人間になって、武装して、創価学会の情報を収集して、実行犯とっ捕まえて、学会の内部情報や嫌がらせの手口の情報を取得して、実行犯の指示を出している学会幹部宅を襲撃して捕縛する、更にその上の幹部らの自宅を同時並行で捕縛して、犯した罪を白状させて、刑罰として処刑するなんて事、やれないわけよ。
これやったら刑法犯になっちゃうから。
じゃあ警察がやってくれるのかと言ったら、やりゃしない(笑)。
上層部が創価学会と癒着してるし、学会員の警察官が大勢いるから。
自力救済権を行使することによる解決を国が法で禁じている、それなのに警察は動かない、政治家も選挙に勝てたら何でもいいと言ってカルトの存在を黙認する。
そしてカルトはどうしてるのかと言えば、自力救済権が禁止されて、被害者が反撃できないのを逆手に取って、嫌がらせのし放題してる。
そのうち被害者が加害者達を殺して回る大量報復殺人とか起きてもおかしくないと見てるが、そういう事件が起きたとしても、警察も学会側、マスコミも学会側、加害者達は学会員が多数で口裏合わせする、こんな状況だと、被害者が報復大量殺人を起こしたとしても、精神障害者が被害妄想から大量殺人を犯した事にされて、単に精神障害者に対する取り扱いが厳しくなるだけの結果を招きそうだし、あるいは住民間トラブルは認めて、村八分的な陰湿な嫌がらせがあり、それで起きた事件という扱いにはするが(例『山口「八つ墓村事件」、保見光成死刑囚が弁護士にも語らなかった“田舎暮らしの地獄”』 週刊新潮 2019年07月25日)、創価学会の関与は隠して有耶無耶にするとか、そんな扱いになりそうな気がしてならない。
それに、もし、創価学会の異常な嫌がらせが全て表沙汰になったとして。
冷静に考えて欲しいんだが、山上徹也が安倍元総理を射殺するというとんでもない歴史的大事件が起きたのに、元凶となった統一教会は解散させられていない、反セクト法すら制定されない、カルトが野放し、こんな異常な、政府がまるでカルトを規制しない、まるで特権階級か触れてはならない聖域のような扱いをされている異常な国です。
例えば、アメリカで大統領が射殺されて、その原因が大統領がカルトの広告塔になっていて、そのカルトが大勢の国民を虐げており、射殺犯がそのカルトの被害者の家庭出身だった、なんて話になったら、そのカルト教団がどんな目に遭わされるか、わかったものじゃないですよ。それこそ信者全員捕まえて、何にもない砂漠に設置された隔離収容施設に全員収容されて、幹部は問答無用で全員死刑にされたとしてもおかしくないですし、アメリカの過激さを考えたら、特殊部隊を投下して、カルトの教団施設で軍事作戦を展開して、施設にいた信者を全員問答無用で射殺したとしてもおかしくありません。隔離収容施設に収容された信者らは、10年20年経って、国民世論が冷静になった時に、ようやく外に出して貰えるかもしれない。
別にそこまでやれとは言いませんが、だとしても、憲政史上に名前が残るクラスの在任期間を誇った歴史的人物でもある元総理が射殺されるという大事件が起きたのに、元凶となったカルトが潰されず、カルト潰しに政府が乗り出すという行動がとられていないこの国は、マジで異常なんですよ。
だから学会の嫌がらせ被害者が大量報復殺人を犯したとしても、創価学会は潰されず、学会を規制する法律さえ作られず、無論、国民の創価学会と学会員に対する心証は最悪になり、多くの人々が差別感情を持つようになって酷い扱いが公然と行わせるようになったとしても、政府としては何もしないと言った異様な状況になる可能性は十分考えられるわけです。
これで政治は国民の味方だと言えるんですかね?
政治家と政党は国民の味方だと言えるんですかね?
政治家と政党は国民側にいると言えるんですかね?
言えませんよね。
実際、今の政治を見る限り、少なくとも、政治家も政党も、国民の側に立っておらず、国民の味方でもないと思います。
だから「アメリカ国民は政治のプロが嫌だった、だからトランプを選んだ、という解説」は、心に刺さるんですよね。
日本も全く同じだって。
ただ、自公が過半数を割って、非自公が政権を取れる可能性が本格的に出始めたので、次に非自公政権ができた時に、その政権が反カルトとして徹底的にカルトを潰す可能性がないわけではありません。
だからまだ完全に政治に対する期待をなくすのは早いのかも知れませんが、もしも政権が変わっても公明がくっついてくるとか、政府が反セクト法を制定してカルト潰しに着手しないという話になってくると、いよいよ、何が起きてもおかしくない、異常事態に入っていくだろうな、とは思っています。
立憲民主党と国民民主党、そして日本維新の会の議員、聞いてますか?
あなた達の話ですよ、これは。
あなた達はこの国の政治を正常化できるかどうかの最後の希望なんですよ。
自覚を持って政治やって下さいね。
もしカルト潰しをしないようなら、多分、この国は潰れるでしょう。