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24/100 解離性同一性障害とは

こんにちは、wataげです。

今回は、私が発症した
解離性同一性障害について
話していきます。

解離性同一性障害とは

解離性同一症とは、かつて多重人格障害と呼ばれた神経症で、子ども時代に適応能力を遥かに超えた激しい苦痛や体験(児童虐待の場合が多い)による心的外傷(トラウマ)などによって一人の人間の中に全く別の人格(自我同一性)が複数存在するようになることをさします。

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簡単に言えば、二重人格や多重人格に
なってしまうこと。

私には現在、5人の人格がいます。

すべて過去の私であり、
それぞれの時期に傷ついた記憶を
持っています。

解離性同一性障害の生活

私は一日の中で3回から6回人格が交代します。

交代するときは、トラウマが蘇ったときや
人格が何か行動したいときです。

前者のトラウマが蘇ったときとは、
毒親からの虐待など辛いことを
思い出してしまったときです。

後者の人格が何か行動したいときとは、
お腹が空いて何か食べたかったり
タバコを吸いたいと思ったりしたときです。

タバコはニコチンが入っていない
電子タバコを使っています。

交代の合図

前触れもなく人格が交代することもありますが、
合図があって交代するときもあります。

私の場合、胸が苦しくなって呼吸が浅くなります。
そのときに目を閉じて脱力し、
深呼吸しているうちに人格が交代します。

戻ってくるときは、
脱力して深呼吸しているそうです。

前触れもなく交代するときは、
私が危険な状態のときです。

今にも自傷行為をしてしまいそうなときなどに
人格が出てきて守ってくれるのです。

私の心のザワザワが落ち着くまで
前に出てストレスから守ってくれるのです。

便利な障害に見えるが…

「便利だ」と思うかもしれませんが、
そんなことはありません。

人格交代してほしくないとき、
例えば仕事中などに合図がくると
困ってしまいます。

また、交代を我慢すると
過呼吸になったり倒れてしまったり、
イライラして八つ当たりしてしまいます。

人格が交代している間
私には記憶がないので、
何を食べたり飲んだりなどの
行動を把握できません。

人格がノートに書き残してくれるので
助かっていますが、
慣れるまでとても不安で怖かったです。

障害を発症した理由

私が障害を発症した理由は、
正直よくわかりません。

医学的にも分からないことが多い障害ですが、
原因は虐待などがあげられるそうです。

私には前触れはありました。

「離人感」という自分が自分ではないような感覚、
自分の体をロボットのように操作している感覚が
あったのです。

それからイマジナリーフレンドのように
自分じゃない誰かの存在を認識していました。

その誰かが人格だったのです。

可愛い人格たち

はじめは3人だった人格が4人になり、
さらに1人増えて5人となりました。

それぞれに名前をつけて
可愛がっています。

彼らは傷ついています。

だから私が親になって話を聞き、
1人1人の心の傷を癒すつもりです。

そうすれば、私もいつか
自分の心の痛みが和らぐ気がするのです。

今日も彼らの話を聞いて
セルフカウンセリングします。


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わたげの本音
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