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米定期便予約キャンセルって

夏から続いたコメ不足による価格高騰、俗にいう米騒動の影響で、農家に米の定期便の申込みが殺到したニュースからひと月ほどが過ぎました。
新米の出荷により市場に米が出回り始め、山を乗り越えたようです。

価格は一度上がった価格はそれほど下がっていないようですが、市場に供給がされていることでひとまずは安心です。今後の値段の推移は読めないと言われています。

しかし、米がスーパーに無くなったときに米の定期便という買い方で注文をしていた購買者が多量にキャンセルをしているということです。
まあ、消費者からすると買うつもりだったが、市場に出てきたからキャンセルしたというだけのことでしょうが、米農家としてはいい気持ちはしません。
上手く伝わるかどうか自信がありませんが、生ものを予約していてやっぱりいらないはもやもやします。

契約農家さんがどんな契約をしているかはわかりませんが、定期便の購入は一定の期間をその米を他に出さず確保するということだと思いますから、予定した出荷がなくなるという一次産業では致命的になることです。

まあ、お米なのでそこで売れなくても貯蔵して後に回すということができますけど、やはりモヤモヤとします。

米を確保するためとりあえず注文を出しておき、状況変わったらキャンセルすればいいという考え方自体が好きになれないのかもしれません。

居酒屋で予約して当日、会の開始の直前にやっぱりやめますとか、連絡もせずに来ないというのが当たり前に出来る人を好きになれないのと一緒かな。

一年、日照りや気温、豪雨に、虫や病気を乗り越えてきた稲がなんか軽い扱いされているのが寂しいです。

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