ある日突然、夫が適応障害になりました③
夫の日記を紹介します。
適応障害になって苦しんでいる旦那さんだけでなく、家族がおられる方々にも、ぜひ読んでいただければ幸いです。
適応障害になってから気づいたことがある。
それは、自分の住んでいる場所の近くには素敵な場所があるということだ。
精神科の先生から、「散歩をしてください」と言われた。
今は人目が怖いので、人が少ないであろう時間に散歩をしている。
その中で近くに素敵な神社があることを発見した。
その神社は、階段が非常に長く、頂上まで辿りつくのが大変だ。
しかし、頂上には、歴史ある鳥居や緑溢れる木々たちが待っていた。
私は、その場で目をつむり、大きく深呼吸をした。
そして、「今この瞬間が幸せだ」と感じた。
現在の家に引っ越してきて、5年以上が経つ。
しかし、私はその神社に1度も行ったことがなかった。
休職する前の自分はというと……
遠くを見ることに必死になりすぎて、近くの幸せに気づけていなかった。
これからはもっと近くを見つめよう。
そして、自分の近くにあるものを大切にしよう。
いいなと思ったら応援しよう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
夫の日記を通して、少しでも適応障害で苦しんでいる方の励みになれば幸いです。
これからも記事を発信し続けていきますので、よろしくお願いします♪