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現代の音楽を二通りに解釈できる歌
そんな感じです。
タイトルだけですべてを表しているといっても過言ではない。
それがこちら
リーガルリリー(2014~)
所属レーベル
「Biotope records」(2017~2018)
「キューンミュージック」(2019~)
所属事務所「オフィスオーガスタ」
音楽ジャンル ポップ・ロック
J-POP
インディー・ロック
メンバー たかはしほのか(Vo・Gt)
海(Ba)
旧メンバー 白石はるか(Ba)
ゆきやま(Dr)
ガールズバンド「リーガルリリー」の『リッケンバッカー』という歌をこの記事に推奨させていただきます。
この前歌詞は普段気にしない派って書いた記憶があるんですが、この歌はメロディーもそうだけど歌詞の伝えたいことっていうのが他の歌にないような斬新さを感じたのです。
コメント欄から一部抜粋
「音楽も人を殺す」なんてバンドマンが一番言いたくないことだろうに、それを叫ぶリーガルリリーはカッコイイ。
こういうバンドは生まれては消え生まれては消えの繰り返しなのが悲しい。握手券売ってるやつが残ってバンドは消えてライブする場所も無くなってきてバンドマン達は大変だ.....
自分は才能ないからって、17で、音楽辞めようとしてる自分。背中に電撃くらった見たい。これからのリスクとってでもバンド続けたい。そんなふうに思えた。
コメント数がめっちゃ多かったので個人的に気になったコメント3つピックアップ。
自分の人生のこの瞬間、壁にぶつかっている様子を表したものもいれば、音楽界そのものに焦点を当ててる人もいる。
特に、「君は音楽を中途半端にやめた」「君は音楽を中途半端に食べ残す」「音楽も人を殺す」っていうこのあたりのフレーズから来ているとみて間違いない。
二つに分けて自分なりに解釈してみました。
・己の人生パターン
ギターでもピアノでもやり続けないとわからないのに、勝手に無理だからって諦めてしまうのが自分自身に刺さったっていう人が見受けられました。
己からしたら無理難題だって壁にぶち当たり、結果辞めてしまうという様子が歌詞と重なり、なお共感してる人がたくさんいました。
歌詞でいうなら「君は音楽を中途半端にやめた」「君は音楽を中途半端に食べ残す」この2フレーズがこのパターンに当てはまってる感じがします。
音楽をやってる人達からしたら、まだ頑張ってみるかっていう気持ちになるように背中を押してもらえるような曲なのでしょうね。
・業界全体パターン
正直この手の解釈は意外だなって感じでした、最初は。
コメ主含め返信含めて見ると、そういう読み取り方もできるんだなって。
歌詞でいうなら、「音楽も人を殺す」っていうのがこのパターンで一番強く出ているように思う。
コメ主は、音楽番組が段々減っていくにつれて出演できるアーティストが減ってきている昨今、音楽の歌詞やギターやドラムなどの演奏、そしてボーカルの歌声などで選ばれるより、話題性の方で選ばれていることに疑問を呈していました。そうじゃなかったら、地上波に初めてでるバンドマンがもっと増えるだろうに、と。その気持ちもすごくわかります。
YouTubeで漁っていろいろな音楽聴くようになりましたが、テレビで出てもよくね?っていう人たちが数えきれないほどいるんですよ、自分にはね。
出演できたかもしれないバンドマンが他のアーティストたちによって枠から押し出されてしまう様子を「音楽も人を殺す」とこう重ねたと見ました。
いやあ 音楽って解釈次第でここまで深く掘り下げられるとは(小並感)
人生と照らし合わせるならよく見かけるけど、今の音楽業界の在り方と重ねられる曲って自分の知ってる限りこれが初めてかも。
ほかにこういった曲あれば是非教えてください!
YouNicoから以上であります。
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