継続ができる人=“忍者”で、それは「忍び耐える者」のこと。僕らは、誰もが忍者になれる可能性を秘めている。
はじめに
※NARUTOより
僕らは普通の人間なので、漫画に出てくる忍者みたいに術が使えたりチャクラが練れるわけではない。
だけど敢えて肯定する。
僕らは忍者になることができる。
今回の記事で題材にした「忍び耐える者」という表現をした人物__。
物語のキャラクター”自来也”先生の言葉には、現代の僕らにも通ずることがあるんじゃないかと考えた。
大成を為すには時間がかかるものである。
「ローマは一日にして成らず」ということわざがあるように、今日何か行動をしただけでは、すぐに結果はついてこないもの。
地道な努力の先に、目的のものが手に入ったりするものである。
自身の目標を叶えるためのステップ。
それは、
①自分が目指す「理想像」を描く
②自分が置かれている「現状」を把握する
③現状から理想像までの道のりを洗い出す
④道のりの中で定期的なゴールを設定する
⑤ゴールに向けてひたすら行動する
ざっくりまとめると、上記の流れだ。
過去にもう少し詳細の記事を更新したこともあるため、合わせて読んでみると良いかもしれない。
実はこの5つのステップの先に、もうひとつ大事なステップがあるとも思っている。
それは、
⑥継続する
このステップだ。
この記事を100人が読んでも、実際に実行に移せる人は10人もいない。
そして継続ができる人は、実行した10人の中でも1人いるかいないか…
100人いて、1人しか継続しないのが現実なのだ。
継続するためのコツはいっぱいあるけど、その人の性格にもタイプによっても「合う」「合わない」が変わってくるため、定着するのもなかなか難しい。
例えば僕の例を紹介しよう。
■時間を決める
■記録する
■振り返る
コツは、この大きく3つに分けられる。
■時間を決める
ここでは2つの軸をイメージしてほしい。
1つ目が、実際に行動をする時間帯。
2つ目が、実際に行動をする時間量。
時間帯は、午前なのか?午後なのか?
朝なのか?昼なのか?夜なのか?
何時から何時なのか?
最初はざっくりで良いけど、徐々に時間を明確に定義して取り掛かるようになると、習慣化されやすくなる。
(僕はだいたいAM8:00〜AM10:00が最適だった)
時間量は、何時間なのか?何分なのか?
このようにして、活動量をあらかじめ定義しておくと良い。
最初は5〜10分と、ほんの短い時間からスタートしてみても良い。
数週間かけて、30分〜1時間、1時間〜2時間と増やしていくのもお勧めだ。
大事なのは、無理ない範囲に抑えること。
集中できる時間だけ、集中すること。
「5分だけ」と時間を決めたのであれば、可能な限り延長しないこともお勧めである。
「延長ができるんだ」と脳が覚えてしまうと、延長したくない気分の時にサボり始めるようになる。
そうなると、続ける習慣がなくなってしまいやすくなるのだ。
逆にメリットもあり、決めた時間内の集中力が格段に上がる。
さらに次に集中する時間の際の、楽しみにもなる。
余計な情報を排除するために、集中する時間はスマホの電源をオフにしたり、通知を切るなどしておくのも効果的だろう。
■記録する
記録が大事な理由は、以下の記事でも載せている。
タイトルから分かるかもしれないが、ざっくり要約すると
「記録をすることで、どれだけ成長したかが目で見てわかるようになる」である。
例えばnoteやブログなどの記事を書く習慣を身につけたいとする。
文章を綴るのが苦手なので、最初は毎日5分間続けるとしよう。
記録を残すのは、ここからだ。
その5分間で「何文字書けたのか?」を手帳でもメモにでも書いておく。
すると1週間後、1カ月後、1年後…
当時は5分で100文字しか書けなかった文章が、現在は500文字近く書けるようになっているかもしれない。
そういった成長を感じられた時、僕らは充足感を味わえる。
これが「楽しい」に繋がっていき、やがて当たり前のようになっていく。
なかなか第三者目線で物事を見ることができないのが人間だ。
視界には限界があり、180度すらまともに見えない。
だからこそ、記録というもうひとりの自分を作ってしまうのが、継続するコツとして効果的と言える。
僕も何かと記録をつけており、過去記載した記録を見ると「成長したなぁ」と感じることが多い。
■振り返る
振り返りは、世で大成をしている人は大抵実施している習慣だ。
頭の中だけで、毎日寝る直前に実施する人もいる。
手帳の記録や日記を読み返し、実施する人もいる。
方法は様々ではあるが「振り返る」という工程が、新たな気づきを得る上でとても大切なのである。
直接的に触れているわけではないけど、過去にこんな記事を書いた。
脳科学的には、ボーッとしている時間も大切らしい。
その時間は、頭の中を整理している時間だからだそうだ。
人間は、睡眠時に記憶の整理を行っている__。
これは割と有名な脳科学だと認識していたが、まさかボーッとしているだけで整理されているとは思っていなかったので驚きだった。
言い方がキツければ「思考停止」状態。
忙しいビジネスパーソンや現代人は、スマホの使いすぎであり、歩いている時にすら画面を見ていることが多い。
(僕もそのうちの一人なので、あまり人のことを言えた口でなはい…)
ただ歩いているだけでも、脳は頭の中の情報整理を実施している。
それを起こった事実を振り返ることに意識を向ければ、それだけで簡単に実行することができる。
歩きながらではくとも、記録を見返しながら振り返ることによって、さらに具体的に次のアクションを立てられたりするものである。
まとめ
長くはなったが、まとめると継続するコツには3つあった。
■時間を決める
■記録する
■振り返る
コツはあるにせよ、全員に当てはまるとは限らない。
そのため、結果的に根性論ではあるが、習慣は身につくまで耐え忍ぶこと。
目標を叶えるためには、ひたすら続けることが大事なんだ。
偉そうなことを言っている僕も、ただの人間。
いくら継続ができていたとしても、何かの拍子に継続を辞めてしまうこともあるかもしれない。
そのため、コツをうまく活用しながら頑張る。
この記事を読んでくれてる人も、一緒に頑張ろう。
誰でも忍者になることができる可能性を持っている。
忍びとは...耐え忍ぶ者__。
目標を...叶えるために__。