おすすめnote詩「灰色の夢」
まず写真を見た。灰色の雲。灰色の文字のタイトル。黒と白を混ぜた色。二つの間の色。溶けた色だし、曖昧な色かもしれない。ぼんやりしたもの。そういうもの。灰色というものは。
詩のなかでも二つの相反するものがたくさん出てくる。そのどれもが灰色だと言っている。「灰色の夢」夢が間にあるものだとしたら、何と何の間にあるものだろう。生死。眠りと起きてる間のもの。そうか、たしかに夢も灰色なのかも。
喜怒も哀楽にも間がある。信じること、信じないこと。白黒つけるのが苦手だったりする。だからいつも溶けた色の中にいる。灰色を解いてあげたい。もしそうしたら黒と白に別れていくのだろうか。それとも薄い灰色と濃い灰色に別れていくだけだろうか。わからない。わからないことが世界には多い。灰色ばっかりだ。でも灰色と決めることができた。これは何色?
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