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【臨床note.3】膝内側痛改善のための評価知識ガイド

割引あり

膝の痛みって、場合によっては謎解きゲームのようですよね。今回は、膝の内側の痛みの原因が3つ(容疑者)あってなかなか手強かったがなんとか改善したケースをご紹介します。さて、膝の謎、解けるでしょうか?

膝の痛み、第一の容疑者:縫工筋

ガソクに歩行時痛や股関節内旋伸展時痛、圧痛があったので最初の疑いは縫工筋に向けられました。「ここが悪いんだ!」と思いきや、治療後も痛みが残存。どうやら、他にも共犯者がいるようです。

第二の容疑者たち:ハム、膝蓋上嚢、膝蓋下脂肪体、股関節

膝完全伸展位が作れずKnee inの状態が作られやすくなっていたのを発見。
膝伸展制限の原因は左右と比較してみるとハムストリングスの短縮、膝蓋上嚢の癒着、膝蓋下脂肪体の柔軟性低下、股関節の伸展制限にありました。これらが膝の自由を奪い、痛みを引き起こしていたんですね。

ハムストリングスの短縮は言うまでもなく膝関節の屈曲に作用します。
膝蓋上嚢は滑液包で膝関節の伸展屈曲をスムーズに行う役割がありますがここが癒着すると膝が伸展できなくなるんですね。
膝蓋下脂肪体はクッションの役割があり膝を曲げた時には膝深部に入り込み、伸展時には前方に出てくるので柔軟性が低下すると膝関節の伸展屈曲も制限されます。
股関節の伸展制限は腸腰筋の短縮からきていました。股関節が屈曲位になることで膝も連動して屈曲位になりKnee inが作られやすくなります。おそらく腸腰筋や縫工筋が股関節の伸展制限を作っていたのではないかと考えました。

最後に第三の容疑者を紹介しますが、これが残ってると治りにくいんです。。。

それは、

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