見出し画像

喜びも苦しみも全てを愛する

こんにちは。youraと申します。

 私も今この文章を読んで下さっているあなたも、何気ない日常や、山あり谷ありの人生を生きていく中で、楽しさを感じること、辛さを抱くこと、様々な感情を胸にしてきたと思います。

そんな全ての感情を愛すること。
楽しく喜びに溢れた時間を大切にするだけでなく、辛さや苦しみに、悲しく虚ろな感情に打ちひしがれたことも大切にすること。

 そうしてあらゆる感情を大切に愛することで、過去も現在も未来も、人生のどんな時間も色を持ったひと時だと感じることができます。
そんな感情を愛することについて、今回は文章を書こうと思います。


喜びを愛する


 生きていく中で、ふとした時に感じる温かな気持ちや、自由に伸び伸びと過ごす感覚、人と過ごす楽しさなど、時には穏やかに、時にははつらつとした明るい気持ちを抱くことがあると思います。

 そうした感情を愛するということは、その時のどんなに小さな喜びも、一様に大切に胸に刻むことだと私は思っています。一生忘れられないほど楽しかった出来事、ありますよね。でも、思い出せないような些細な出来事にも、楽しかった感情はあったと思います。出来事を忘れてしまったとしても良いんです。

 その小さな喜びや楽しさを、自分が手にした感触として胸に少しでも残しておくことが、過去から今へと時間に彩りをもたらす宝になると思います。変わらぬ日常を過ごしているような中でも、ほんの小さな石が綺麗な欠片に見えるような感覚が、人生をより輝くものすると思うんです。


苦しみを愛する

 では、苦しみについて。

 苦しみを愛すると聞いて、綺麗事のように感じたり、出来ることなのかと疑わしく感じる方はいらっしゃると思います。その通りだなぁと思います。この世には私が経験したことのない苦しみが存在して、人が皆その苦しみを愛することができると私は決して断言できません。本当にお辛いことがあるのだと思います。

 でも、私は思うんです。千差万別の苦しみも、
今生きていてくれているその人のひとつだと。その苦しみがなければ、今のその人はそこにいなかったと。だから私は、今の私がここにいるからこそ、過去の苦しみを受け入れ大切にすることが出来ました。もちろん、全ての人が私と同じように苦しみを享受するとは全く思いません。

 それでも、その苦しみを少し見つめてみて、少し関わってみて、どんなに時が流れようとも、少しずつ自分と話し合ってみること。そして向き合い、少しでも何か意味を感じ取れるようなこと。もしかしたらあるんじゃないかと思います。その人が苦しみと向き合うことを見守り、寄り添うことだってできると思うんです。

 生まれながらの苦しみも、辛い体験をした過去も、毎日の些細な我慢も、小さな不安の積み重ねも、喪失による悲しさも、どんな苦しみも、いつかは自分の中のひとつだと大切にできるように。
それを自分の一部だと微笑むことができるように。一人で向き合うのが難しければ、その人を信じて一緒に向き合えば大丈夫。そんな人いないと思うなら、たとえできることが少なくとも、私がここにいます。

最後に

 今、この文章を読んで下さっているあなた。辛い気持ち、虚ろなこころ、苦しい感情を過去にも現在にも経験なされたと思います。それでもここまで生きてきたこと、そして今のあなたがいること、それだけで本当に素晴らしいことなんです。苦しみの大きさは関係ありません。どんなに些細なことでも、頑張ってきた自分の全てを褒めて下さい。もし認めるのが難しいと感じる方がいらっしゃるなら、ここで代わりに褒めさせて下さいね。今までよく頑張ったね。生きていてくれて本当にありがとう。

 最後に一つ曲を載せておきます。AZUさんのFor Youという曲です。良ければ聞いてみてくださいね。

いいなと思ったら応援しよう!