写真1枚解説 その2「雨を撮る」
雨の撮り方
いろいろ書き方など悩んでいるうちに、わたしの街では雪が降ってしまいましたが、、、。今回は「雨」です。
雨って、意外と撮るの難しいんですよ。わたしはそう思ってます。
パラパラと弱い雨だと肉眼では見えるけど、画像や映像ではなかなかうまく捉えることができないのです。
さて、ではどうするのか?
上の写真を例に解説して見ましょう!
まず、ある程度の強さの雨であることが必要です。雨粒も大きい方が良いです。霧雨なんてただのボヤーっとした風景写真になってしまいます。
雨を撮る場合は、背景に濃い色にすると雨か見えやすくなります。今回の写真で言うと、背景にアスファルトの道路を持ってくることで、雨粒が水たまりの水を跳ね上げる様子を際立たせています。
雨というか、水の動きを撮影する場合、ザックリ言って、二つのアプローチがあると思います。
1つは
スローシャッターで水の動きそうし
動きを表現する。
そして、もう1つは
高速シャッターで水の動きを止める方法です。
今回紹介している写真では、後者の止める表現を選択しています
今回の写真では、雨の軌跡ではなく、水たまりの水しぶきにフォーカスして、強い雨を表現したので、高速シャッターで水しぶきの一瞬の動を写し撮っています。
そして、写真のキャプションにもある様に望遠ズームレンズの望遠端で絞り開放でとって、被写界深度(ピトンが合う範囲)を浅く(狭く)して、飛沫の輪郭を際立たせて、飛沫の躍動感を強調して、雨の強さや雨粒の大きさを表現しています。
今回の「雨の撮り方」はもちろん一例に過ぎませんが、こんな撮り方もあるよ。と、何かの参考になれば幸いです。
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