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月案について考えてみる
年度末,年度始めを控え,そういえば月案って作らないといけないものだし,ある程度負担にもなっているし,どうにか意味のあるもの(振り返りしたくなるような)にならないかなー?と考えました。
教育目標→学年の目当て→月(週)案→日案
という流れだろうと考える。
逆算式にねらいを決めていってはどうだろうか。と
そんなことを考えていたらこの間,各学年便りを見ていたときに,「月のねらい」が学年で段階を追っていないことが気になった。(気づいた主任がいた)そこで,担当に伝えて修正してもらったのですが,「毎月話し合ってねらいを定めていくの大変じゃん?」て思いません?どうにかならないかなー?ってそこも悩ましいとこでした。
そしたらもう,年間の大まかなねらいって考えられるのではないか?とも思い始めました。
さっきの流れにそって月のねらいを決めていく。
教育目標→学年の目当て→月(週)案→日案
↑これ
そうすれば,うまいこと保育に繋がりが見えてくるのではないか。と思うんですよね。
そして,月の大まかなねらいがあって,それを達成するにはどのようにしたら良いのかを考えた月案ができてくる。
↓
毎週1回は学年の職員で集まり,どのような保育を展開していくかを話し合う。(週案作り)をしていって,それをまとめたものが月案になる。
月案の計画は最低限やらなければいけないことを記しておいて,週毎の振り返りの時に,子どもの様子を話し合って,環境設定して記録していくような余白が多い月案ではどうだろうか。
これならば,意味のある月案になりそうな気がしています。
というのを理事長に話したら,
「逆算していくのも良いけど,そのねらいに縛られる保育になるのは避けたいよね。」
という話になりました。
たしかに今の考えでは,ねらいが先行していきそうな勢いでした。
今の子どもに合わせた保育が大切ですよね。
ただ,何もねらいがない訳にはいきません。
そこで,「長期のねらい」を作ってみてはどうか。というのが私の考えです。
理事長曰く,「行事が子どもの様子を変える」と言っていました。
年間で決められている大きな行事に向かって
ねらいを定めて,保育を展開したり,時には大人から仕掛けたりする。(タイミングをみて)
子どもの様子を見ながら次の行事を見据えて,子どもの生活と行事を結びつけていく。そのような保育が展開できたら楽しいだろうなぁ。と思いました。結果,形にはなっていないけれど,園の職員と話し合ってまた,新たな形の月案を作りたいなぁ。と思っているのでした。
まぁ、結局は
「子どもの主体と大人の主体のバランスが大事」
ちゃんちゃん。