【映画】相米慎二監督「東京上空いらっしゃいませ」を鑑賞。特撮は、円谷プロ出身のスタッフ。
いやあ、この頃の牧瀬里穂ちゃんは可愛い。
ため息が出るほど可愛い。
なぜ、私と結婚してくれなかったのだろう、などと妄想してしまうぐらい。
どこまでも嘘しかないおとぎ話なのに、それでも観客にこの映画を信じたいと思わせてしまう牧瀬里穂の凄さ。
きっと、相米“こどもいじめ”慎二が、牧瀬里穂をいぢめていぢめていぢめぬいたんだろうな。いまだと、ハラッサーだと非難されるんだけど、相米慎二みたいな厳しい監督がいなくなったから、オモシロイ日本映画がなくなったんよな。
https://www.youtube.com/watch?v=GATKiHYVjY8
構造が物語と直結してるから、ちょっとただごとじゃないエモーションが炸裂してる。
生き返った牧瀬里穂が、ハンバーガー屋でアルバイトするシーンなんか、普通なら頭おかしいのに、この映画だとキラキラと彼女が輝いてる。
映画の作り手は一生懸命動いて、「わたしの自信作です!」と言って出すしかない。
相米慎二の作品に出演できた役者は、本当に幸せ者だと思う。
あ、そうそう。
テーマソングは、井上陽水と忌野清志郎がふたりでつくった名曲
「帰れない二人」(井上陽水「氷の世界」収録)。
名曲です。泣けてくる。
撮影は、「怪奇大作戦」などで活躍した「稲垣桶三」(名監督・稲垣浩の息子)。
合成や視覚効果は、「ウルトラセブン」「ウルトラマン」の「中野稔」とデンフィルムエフェクト。
名監督、名優、名スタッフ。傑作ができないわけがない。
ファンタジー映画の名作。
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