我が青春が甦る、泉麻人『昭和50年代東京日記』。関西人は、高校時代に東京に憧れるのでありました。
昭和５０年代に「ポパイ」「ホットドッグプレス」を読んでいた世代の“幻影の東京”を見せてくれる一冊です。
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「スクエアビル」＝ディスコがたくさんあってそれぞれ曲や雰囲気で好みがわかれていました。六本木は敷居が高い学生は渋谷「スターウッズ」新宿「カンタベリーハウス」池袋「ロサ会館」でした。
映画「宇宙からのメッセージ」＝深作欣二監督のＳＦモノ、とお聞きになればもう出来も想像できると思います。全時代ワースト映画の首位を争うものすごい作品でした。
「成田空港開港」＝本書にもあるとおり大雪の年があり、自分も初めての海外旅行の出発便がキャンセルされてしまい夜の成田で途方に暮れた思い出があります。
ある部分で登場されるかたがたも、ほとんどお亡くなりになっておりお名前だけでも当時の光景がありありと蘇ってきました。
昭和５０年代のおさらいに、いかがですか？
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