望遠の世界
ぽっかり空いた
ひとりの時間に
レースのカーテンの裾の方に
午前の陽がいい感じに当たるように
自分の位置を調整する
遠くの山と青空が
視界に混ざり込むように
懐かしい曲をかけて
だけど思い出は追わず
今を浴びて
少しの未来を望遠する
まるで自分が
一段登ったような感覚にも
理由は求めず
なにも考えず
昼前には帰るよと言った
君の「ただいま」にも気付かず
君にもう一度言わせて
やっと今に帰る
ぽっかり空いた
ひとりの時間に
レースのカーテンの裾の方に
午前の陽がいい感じに当たるように
自分の位置を調整する
遠くの山と青空が
視界に混ざり込むように
懐かしい曲をかけて
だけど思い出は追わず
今を浴びて
少しの未来を望遠する
まるで自分が
一段登ったような感覚にも
理由は求めず
なにも考えず
昼前には帰るよと言った
君の「ただいま」にも気付かず
君にもう一度言わせて
やっと今に帰る